米航空宇宙局(NASA)が公開した土星の衛星「テチス」と巨大クレーターのオデュッセウス(右側、2015年6月9日提供)。(c)AFP/HANDOUT/NASA/JPL-Caltech/Space Science Institute 【6月11日 AFP】米航空宇宙局(NASA)が9日に公開した、土星探査機カッシーニ(Cassini)の狭角カメラが4月11日に可視光撮影した土星の衛星「テチス(Tethys、テティス)」の画像。 テチスは、太陽系のその他の衛星と同様に、数多くの衝突クレーターで覆われている。なかでもオデュッセウス(Odysseus、画面右側)などの大型クレーターは、過去に非常に大きな衝突が起きたことを物語るものだ。 衛星テチスの直径が約1062キロであるのに対し、オデュッセウスのそれは約450キロ。表面積では衛星の約18%を占めている。地球の大きさで考えると、アフリカ大陸とほぼ
