立憲民主党の枝野幸男代表は11日、東京都内で街頭演説し、自民党総裁選について「コップの中の権力争いに大変忙しそうだが、今やらなければならないのは新型コロナウイルス対策だ」と訴えた。総裁選が注目を集める中で埋没しないよう、衆院選をにらんだ発信を強化。立憲と選挙協力を進める共産党の志位和夫委員長も、オンライン演説会で自民を批判した。 枝野氏は演説で「もう一度官邸に戻り、今度はどんな危機が起きても暮らしを守れる政治をつくる」と政権交代に向けた決意を示した。 枝野氏は党内外から発信力の弱さを指摘されている。…
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