この記事は全編無料でお読みいただけます。この記事が役立っている方は、ジュース1本奢るつもりで購入していただければうれしいです。 はじめに 数学で登場する文字の種類は徐々に増えていく。中学までは高々アルファベットであるが、高校ではギリシャ文字がいくつか導入され、大学ではアルファベットを様々なフォントで区別し使い分けることになる。教科書に見慣れない文字が出てきて「これなんやねん」「どうやって書くんよ」と思った経験は皆さんもあるだろう(し、なんならそう思ってこの記事に辿り着いたのかもしれない)。そして数学書の悪質なところは、文字は使うが、往々にしてその書き方は提示しないところである。 このnoteで私なりの文字の書き方をご紹介することで、皆さんが自分なりの書き方を見つけ習得する一助となればと思う。 書き方の方針 書き方はTeXなどで表示される字形を基本にし、次のことを(優先順位をつけながら)意識
