書道に関する話を、肩の力を抜いてのんびりと、あれこれ思いつくままに書いています。 ついつい放置しがちですが、放棄してしまっているわけではありません。 ---------------------------------------------------------- 今回の試食は黄庭堅の『李白詩巻』です。 もっと長く『李白憶旧遊詩巻』と呼ばれる事の方が多いようですが、ここでは短く『李白詩巻』としておきます。 この書、私が中国書道史上、草書で書かれたものの中では最も好きな書です。 ところが悲しい事に未だに実物は未見・・・(悲) 確か、京都の藤井斉成会有鄰館の収蔵で、もうず~~~っと長い間、「いつか必ず見たい!!」と思っているのですが、なかなかタイミングが合いません(涙) さて、今回採り上げた部分を見て下さい。 初学者の場合、草書と言っても王羲之や孫過庭などを中心に学び始める場合が多いと思うの