クラウドネイティブ技術を日本にも浸透させることを目的に開催された「CLOUDNATIVE DAYS Spring 2021 ONLINE」。ここでGMOペイメントゲートウェイ株式会社の駒井氏が登壇。「計画と統制の文化にクラウドネイティブの種をまく」をテーマに、レジェンドのジレンマを脱出し、クラウドネイティブの芽が出た体験談について紹介します。 セッションの概要 駒井直氏(以下、駒井):「計画と統制の文化にクラウドネイティブの種をまく」というタイトルで、この時間はお送りしたいと思います。 ちょっと想像してください。あなたはこう言われます。「現状の決済システムには、キャパシティの硬直化や、密結合なモノリスのアプリなど、アーキテクチャに起因して、将来のスケールを阻害しそうな要因がある。これを、クラウドネイティブアーキテクチャのアプローチで解決できないか」と。「あなたが、そういうエンジニアリングを
