2015年3月7日(土)、首都高中央環状線の山手トンネルが全通します。道路トンネルとしては、関越自動車道の関越トンネルを抜き、日本最長記録を大幅に更新。それに伴い管制施設が8年振りに一新され、安全対策も強化されています。 日本最長トンネル開通に合わせシステムを一新 中央環状線・山手トンネルは、すでに開通している「中央環状・新宿線(熊野町JCT~大橋JCT)」と、今回新たに開通する「中央環状・品川線(大橋JCT~大井JCT)」の2ラインで構成されており、品川線の延長分を加えるとトンネル全長は18.2㎞。関越トンネルの約11㎞を更新し道路トンネルとしては日本最長となります。 中央環状・品川線の総工費は約3730億円(画像提供:首都高速道路)。 新たに開通する品川線は全長約9.4㎞のうち、90%(約8.4㎞)が地中という珍しい道路です。地上道であればスムーズに行く事故・災害時の対応も、トンネル内
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