写真はイメージです(撮影/写真映像部・東川哲也) この記事の写真をすべて見る 不登校やひきこもりになる時期や原因はさまざまだが、大学入学後という人たちがいる。どのような背景を持つ子が多いのか。AERA 2025年3月3日号より。 【写真】ひきこもりの若者支援を続ける鳥巣正治さん * * * 義務教育年齢の子に対する支援の充実が図られる中、政策の外側に置かれがちなのが高校生以上の子に対するものだ。小中学校のいずれかで不登校を経験し、高校でも不登校という生徒もいるが「突然なった」という若者もいる。彼らの中にはそのままひきこもりへと突入するケースもある。 福岡県で長年ひきこもりの若者支援を続ける一般社団法人福岡わかもの就労支援プロジェクト(鳥巣正治代表)では、博多駅近くに不登校やひきこもりの子とその親を支援する「八おき塾」を開設している。 全国的にも有名な私立名門中高一貫校出身の25歳の男性
