5月末、半年続いたメンヘラ2人の共同生活が終わる。半年しか続かなかったのか、半年も続いたのか。今となっては分からないが、始める当初は1年2人暮らしが目標だった。1年経ったらそれぞれ1人暮らしをするつもりだった。 ① 私(♀)重度のメンヘラ。双極性障害で体調に波がある。 ② Aさん(♀)軽度のメンヘラ。薬を1種類飲んでいるが自己判断での断薬をくり返し、体調が安定しない。 私たちは小学校から10年来の友人である。私も彼女も、実家を出る動機は「いつかは独り立ちするのだからまずはシェアハウスで訓練したい」という所で一致していた。間取りは2DKでそれぞれの部屋と共用のダイニングがあり、別々の生活ができるようになっていた。メリットは親元を離れて自由に生活できるということ、家賃を半額ずつ負担しての生活なので安価にそれができるということだった。 何がその生活を終わらせる原因となってしまったのか、私から見え
