マイクロソフトの音楽プレイヤー「Zune」のユニークなCMいろいろ
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マイクロソフトが昨年送り出したiPodキラーとも呼ばれている音楽プレイヤー「Zune」(ずーん)ですが、そのテレビCMやネットCMはかなりクリエイティブなものが多く、それでいてZuneのコンセプトを伝えることを第一としており、「映像によるコマーシャルとはこうやって作るのだ」というお手本みたいな出来になっています。
コマーシャルの原則であるインパクトを与えるという点のみに特化したCMや、やわらかいイメージの中に過激な表現を織り交ぜることで印象付けを狙っているもの、物語的構成にすることで見ている者を引き込むことを目指しているCMなど、非常に多彩なパターンがあります。
再生は以下から。
クッキーを分け与えるCM。Zuneの無線LAN機能で楽曲を共有する機能を表現しているっぽい。なんとなくうれしい気持ちになれます。
YouTube - Zune
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鳥がノリノリで燃えまくります、不死鳥なのか……。焼き鳥……。
YouTube - REAL Zune Ad
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謎の生き物が謎の生き物を助けています。エログロのギリギリのラインで踏みとどまるために、動きをユーモラスでありかつかわいいものにして印象をソフトにしようとしているようです。
YouTube - Microsoft Zune 2006 TV commercial "eyes"
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モンスターが人間を食べてます、むしゃむしゃ。これもモンスターの配色やデザインをリアルとは逆方向にして、人間を抽象的に棒人間として残虐性を薄めています。もしも人間が血まみれだったりしたらこういう印象にはならないでしょう。
YouTube - Microsoft Zune 2006 TV commercial "monster"
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ピクセルダンサーズ。徐々に表現をエスカレートさせることでかなりぶっとんだ表現でもインパクトのみに絞り込ませています。
YouTube - Microsoft Zune 2006 TV commercial "pixel dancers"
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スクラップ置き場から誕生したロボットと少女の物語。ストーリーを持たせることで記憶にとどまりやすいようにしています。
YouTube - Microsoft Zune 2006 TV commercial "moodbot"
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羽根が片方だけになってしまった2匹の蛾に起きる奇跡。短い時間の中でちょっといいイメージというのを生み出すことになっています。
YouTube - Microsoft Zune 2006 TV commercial "moth"
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うさぎなでなで。動物を出すのは基本中の基本ですが、遠近感の錯覚を利用してちょっと意外な展開に。
YouTube - Microsoft Zune 2006 TV commercial "bunny"
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日本だとおそらくはこういう表現はクリエイター側が提案しても、クライアント側が常識的で過剰なイメージを嫌う傾向が非常に強いため、なんだかよくわからないCMになってしまうので、あまり見られないですね……。それとも、今年はこういうちょっとクリエイティブ志向のCMが増えるのだろうか?
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