ハンマーや包丁で「iPhone」を攻撃されても大丈夫な保護フィルム「BUFF」の限界を試してみた
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4層構造の衝撃吸収フィルムで「iPhone 4/4S」の 全面を保護することでハンマーや包丁による攻撃にも耐えられるという「Buff ウルトラ衝撃吸収プロテクター フルセット(税込み2980円)」。今回は2012年4月20日の発売に先がけて、販売元であるアテネ電機から実物の製品を送ってもらうことができたので、実際にiPhoneに貼り付けて容赦ないテストを行ないその限界を確かめてみることにしました。
◆衝撃テスト
まずは、保護シートを貼り付けたiPhoneの上にアーモンドを置いてハンマーで粉砕してみました。
ハンマー vs 「Buff ウルトラ衝撃吸収プロテクター」 - YouTube
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ハンマーの金属部分が直接画面に当たらないので、これくらいは余裕。キズ1つ付かず、本体の動作も全く問題ありません。
次は、iPhoneの上にレタスを置いて包丁でザクザクと切ってみました。鋭い刃が直接保護フィルムに当たるのでスグに断裂してしまいそうですが……。
包丁 vs 「Buff ウルトラ衝撃吸収プロテクター」 - YouTube
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iPhoneはもちろん、フィルムも無事でした。
さらに、約70センチの高さの机から落としてみたり……。
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肩の高さからフローリングの床に落下させてみても……。
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iPhone本体はまったくの無傷。
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クギを用意して……。
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表面をガリガリとひっかいてみても大丈夫。
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最後は、ハンマーによる直接殴打。
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普通にクギを打ち込めるレベルの力でたたいても問題なし。
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保護フィルムがある場所であれば、ドンドンとハンマーでたたいても大丈夫ですが、フィルムにわずかな隙間が空いているスピーカー部分をたたいてしまうと、一瞬で画面が割れてしまいました。
「Buff ウルトラ衝撃吸収プロテクター」の限界 - YouTube
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シートがある部分はハンマーでたたこうが、床にたたきつけようが衝撃からしっかりと守ってくれますが、万が一、わずかな隙間に何かが当たって衝撃が加わってしまった場合はアウト……。
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スピーカー部分や消音用のボタンなどは、構造上どうしてもフィルムを貼り付けることができないので弱点として残ってしまいますが、それ以外の部分の守りは強固。今回の実験では最後に弱点をピンポイントで突いてしまったため画面が割れてしまいましたが、一般的な状況でiPhoneを使っている限りはほとんど壊れることはないと言える位の鉄壁の守りを誇る保護フィルムです。
◆貼り付け方法
パッケージはこんな感じ。
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内容物は保護フィルム3枚のほかに説明書、貼り付け用のヘラ、汚れふき、ホコリ取り用のシールなど。
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保護フィルムの貼り方はシールを剥がして本体に押しつけていくだけ。
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今回使用したのは「iPhone 4」のブラック。
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実際に1年ほど使用してきたものなので背面には細かいキズもありますが、保護フィルムの貼り付けは問題なくできるハズ。
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まずは付属の汚れふきで指の脂やほこりを丁寧に落とします。
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さらに細かいホコリはシールでペチャペチャと吸着。
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シートを取り出して……。
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裏側のシールを剥がせば貼り付け準備OK。
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位置を合わせたらあとは付属のヘラで押し当てながら貼り付けて行きます。粘着材ではなく、シリコンの吸着力でピタッとくっつくようになっており何度でも貼り直しできるので安心。
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細かいホコリが残ってしまっている場合は、小さな気泡のように見えるので一度シートを剥がしてシールでホコリを取り除きます。この作業はかなり根気が要りますが、気泡の混入をなくすためには必須なので地道に繰り返していきましょう。
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シールの粘着力が落ちてきてしまったら、セロハンテープやメンディングテープを使用しても問題ありません。
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貼り終わった所はこんな感じ。
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すこし気泡が残っていますがおよそ24時間が経過すると小さな気泡は自動的に押し出されるようになっているらしいので、細かいモノは気にしないことにしました。
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保護シートはグレア(光沢)タイプですが、テッカテカに光るということもなく割と落ち着いた見た目。
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標準のガラス面よりは指との摩擦が増えていますが、操作しづらいという程ではないので慣れてしまえば問題ないレベル。
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2本指を滑らせて行なうピンチイン・アウトの操作なども問題なくでき、感度の低下はないか、あったとしても体感できないレベル。
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側面用の保護シートも貼り付けて行きます。落下したiPhoneが角から地面に落ちてしまってはいくら液晶面だけを保護していても意味がないので、この部分は非常に重要。
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以下のように、上下、左右のフチにしっかりと貼り付ければ完了です。
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という訳で、絶対無敵とはいきませんが「iPhone 4/4S」の衝撃や落下に対する防御力を飛躍的に高められる製品なので、イザという時に備えて貼り付けておくと安心。
なお、メーカーが公開しているテストムービーや素材などについての詳細は以前の記事で見られるのでチェックしてみてください。
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