オライリー・ジャパンは、単純作業を自動化する方法が学べる技術書『退屈なことはPythonにやらせよう──ノンプログラマーにもできる自動化処理プログラミング』を発売しました。プログラミング未経験者を対象にしており、手作業だと時間がかかる処理を一瞬でこなすPython 3プログラムの作り方が紹介されています。価格は3,996円(税込)です。
▽ O'Reilly Japan - 退屈なことはPythonにやらせよう
Pythonは、さまざまなプログラムを分かりやすく簡潔に書けるという特徴を持つプログラミング言語です。『退屈なことはPythonにやらせよう──ノンプログラマーにもできる自動化処理プログラミング』は、ファイル名の変更や表計算のデータ更新といった単純作業を一瞬でこなせるプログラムの作り方を学べるというもの。基本をマスターすれば、プログラミング未経験者でも「面倒な単純作業を苦もなくこなす便利なプログラム」が作れるとしています。
収録内容は「Python入門」から「GUIオートメーションによるキーボードとマウスの制御」まで、全18章で構成。「テキストと数字の等価性」「無限ループに陥ったら?」「UNIXの哲学」といったコラムも楽しめます。それぞれの章末には練習問題も掲載されており、問題を解くことで類似のタスクを自動処理するスキルがさらに高められるとのことです。
<目次>
- 第Ⅰ部:Pythonプログラミングの基礎
- 1章:Python入門
- 2章:フロー制御
- 3章:関数
- 4章:リスト
- 5章:辞書とデータ構造
- 6章:文字列操作
- 第Ⅱ部:処理の自動化153
- 7章:正規表現によるパターンマッチング
- 8章:ファイルの読み書き
- 9章:ファイルの管理
- 10章:デバッグ
- 11章:Webスクレイピング
- 12章:Excelシート
- 13章:PDFファイルとWord文書
- 14章:CSVファイルと JSONデータ
- 15章:時間制御、自動実行、プログラム起動
- 16章:電子メールやSMSの送信
- 17章:画像の操作
- 18章:GUIオートメーションによるキーボードとマウスの制御
<コラム>
- 間違っても気にしない!
- テキストと数字の等価性
- ==と=の違い
- 無限ループに陥ったら?
- TrueやFalseとみなされる値
- ブラックボックスとしての関数
- Pythonの字下げルールの例外
- IDLEの外でPythonスクリプトを実行する
- 章のプロジェクト
- re.compile()にraw文字列を渡す
- UNICODEエンコーディング
- HTMLを解析するのに正規表現を使わない
- やっかいなPDF形式
- UNIXの哲学
- Gmailのアプリケーション固有のパスワード
- IMAPClientのgmail_search()メソッドを用いる
- PythonでSMSを受信する
- CMYKとRGB
- 透明ピクセルの貼り付け
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退屈なことはPythonにやらせよう ―ノンプログラマーにもできる自動化処理プログラミング
- 作者:Al Sweigart
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2017/06/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)