0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
本作では、けっこうあっという間にいなくなっちゃったからビックリだったけど、
前日譚として活躍?が読めてよかった。
名探偵ではなかったけどね。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
あの事件の少し前のエピソード集、といったところでしょうか、名前は明智小五郎と神津恭介から来てる割には、なんだかなぁ…の探偵さんです。しかし、屍人館の殺人、でどうなるか、わかってるのでちょっと悲しいかな…。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あや - この投稿者のレビュー一覧を見る
全然シリーズの続きが出ないから買った物のこれじゃなくっても良かったかなぁ。って気もします。
もういないとわかってる人だからこそ今更読んだとこで意味あったかなぁ??って気もしました。
話としては面白かったです。
☆明智恭介の奔走☆
2024/08/14 18:12
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ACE - この投稿者のレビュー一覧を見る
明智恭介:神紅大学ミステリ愛好会会長
小説に登場する探偵に憧れ、事件を求めて名刺を配り歩く彼は、果たしてミステリ小説さながらの謎に邂逅できるのか?
助手であり唯一の会員である葉村譲とともに、大学のサークル棟で起きた不可解な盗難騒ぎ、商店街で噂される日常の謎、夏休み直前に起きた試験問題漏洩事件等の、割と身近な事件に挑む。
『屍人荘の殺人』のような奇抜な特殊ミステリとは違い、日常の謎系の緩さに、明智のどことなく飄飄とした(どことなく抜けた)性格が相俟って、ゆるゆると読める短編集だった。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:AIZOU - この投稿者のレビュー一覧を見る
名前忘れてて新シリーズかと思った笑
一昨目よりも前のお話
まあ、名探偵じゃないので間抜けな感じの話なのかなと思ったら
結構ガッチリしてた感じ
投稿元:
レビューを見る
もうあまり覚えてないけれど明智って良いキャラクターだったよな。『屍人荘の殺人』読んで明智さんのことを嫌いという人はまずいないなってくらい。で、そんな明智の話を短編で読むことができて楽しかったのだけど、特に印象に残るような話はなかった。以下、ぼんやりとした感想。
宗教学の試験問題が盗まれた疑惑事件なんて、結構犯行が雑だったな。完全犯罪にしたいのだったら、万が一の事態が起こることを常に想定してなければね。(偉そうに書いたけれど私は完全犯罪なんて絶対に起こせないし、万が一の事態どころか想定できうる事態も見逃すと思う。)冒頭の行方不明の猫が事件に関わってくるところは好きだった。
明智の下着が引き裂かれた事件に関しては、本当にどうでもいい事件なんだけどこういうの結構良い。日常の不可解な謎を解決する…私の周りにもこういう謎が現れたら面白いのに。しかし、付き合わされる葉村はたまったもんじゃないよね。まあ葉村もミステリ好きだから楽しんでいた節はあるが。
結論、明智はトラブルメーカーでもあるし、名探偵でもあるんだと思う。
投稿元:
レビューを見る
あのシリーズの最新刊が、明智さんの短編集だなんて嬉しい限り。
映画を見てるので、明智さんは中村くんで葉村くんは神木くんで頭の中で2人が動く。
日常ミステリーなので特にこれといった大きな事件が起こるわけでないけど、些細なことが面白くリズミカルでとても読みやすかった。
こんなに楽しそうな明智さんがあの事件では亡くなってしまうと思うと、なんだかよりいっそう切ない。
投稿元:
レビューを見る
学園日常ミステリーの短編。特殊設定ミステリの要素が無いのが残念。読みやすくはあるが、物足りない。
居酒屋の描写は良かった。
でぃすぺるも良かったし、今村さんの本は全て読みたい。ただ何より早く本編の続編を読みたい。
投稿元:
レビューを見る
明智さんが日常ミステリの謎を解く短編集。シリーズファンとしては前日譚として楽しめるのはもちろん、1つ1つのエピソードが微笑しいものが多く、この後のシリーズ展開を考えると色々思うところはあります。
投稿元:
レビューを見る
屍人荘の時点で明智さん好きだったけど、本作でもっと…いや、たまらなく好きになった!
読みながら終始「明智さん頑張れ!」ってエールを送ってた。笑
応援したくなる探偵No.1かもしれない
投稿元:
レビューを見る
主人公より人気だった明智恭介w 「屍人荘の殺人」に登場(そして退場)した彼の在りし日の話。まだ初々しい一回生の頃とか、微笑ましくもしんみり。続編も出してほしいなぁ。
投稿元:
レビューを見る
探偵というものは、なかなかに難しい。
『屍人荘の殺人』以前――
神紅大学ミステリ愛好会・明智恭介が遭遇した事件。
神紅大学ミステリ愛好会会長・明智恭介。小説に登場する探偵に憧れ、事件を求めて名刺を配り歩く彼は、はたしてミステリ小説のような謎に出合えるのか――大学のサークル棟で起きた不可解な盗難騒ぎ、商店街で噂される日常の謎、夏休み直前に起きた試験問題漏洩事件など、書き下ろしを含む全五編を収録。『屍人荘の殺人』以前、助手であり唯一の会員・葉村譲とともに挑んだ知られざる事件を描く、待望の〈明智恭介〉シリーズ第一短編集!
そういえば、私は明智さんがどんな探偵か知らずに、ここまで来ていたなとふと思った。あの惨劇の「屍人荘の殺人」であっという間に退場してしまった明智さん。まぁ、あれはあれで新たな探偵が出て来て葉村くんとワチャワチャやってるから別にいいけど。でも、葉村くんにとっては探偵は明智さんで絶対に越えられない壁って感じだったのを覚えている。
そんな明智さんが活躍する今回の物語。大学内で起こった事件や謎を明智さんと葉村くんが解いていく。まぁ、その中には明智さん泥酔事件もあったし、明智さんでも泥酔して記憶を失うことはあるんだなぁと思ったりした。まぁ、偶然が起こした密室事件ってかんじだけど、この密室事件って屍人荘の殺人でも出て来たような気がして、「あー繋がってるんだな」となんとなく感慨深いものがあった。
中でも好きな話は、第二章の「とある日常についての謎」だった。珍しく、葉村くんでも明智さんでもない目線で話が進んでいく。とある商店街にある喫茶店の亭主が、商店街にあったボロビルが2千万で売られ、そこにいた住人が老人ホームに入っていたという話。誰がなんのためにボロビルを高額で買ったのかという謎。喫茶店の亭主がなんかいいかんじの人で、無口なら自分の仕事をやり、家族には内緒にしていた息抜きも本当はバレていたというちょっと可愛い話だった。出てきた明智さんが、ビルの謎よりも別の謎で亭主に近づいたのは想像もしなかった。
あと最後の「手紙ばら撒きハイツ事件」は、まだまだ未熟な明智さんが見られてよかった。葉村くんの前では、ちょっと大人ぶっているかんじの明智さんが、大人の前ではまだまだ子供で可愛かったな。まぁ、大学1年生って言っていたからまだ子供か。探偵事務所って、確かに想像する仕事と現実の仕事は違うんだろうなぁと思ったよ。まぁ、コナンの毛利さんだって最初の頃は浮気調査とか迷い猫探しとかしていたもんね。
あの惨劇の犠牲となってしまった明智さんが、生前にどんな探偵だったのか分かる話でよかった。意外に、大学の身近にある事件を解決していたんだなと思ったし、それを踏まえるとあの夏に明智さんは、そりゃもう胸を躍らせて行ったんだんだろうなとか思ってしまった。屍人荘の殺人、もう一回読もうかなとか思ってしまった。そして、まだまだ明智さんの活躍が見たいなぁとも思った。
2024.7.27 読了
投稿元:
レビューを見る
本格推理の短編集。ちょっと苦手です。
一番面白いと思ったのは
「宗教学試験問題漏洩事件」
明智恭介の推理が冴えます。
「とある日常の謎について」
「泥酔肌着引き裂き事件」
は日常の謎。
「手紙ばら撒きハイツ事件」
はちょっとわかりにくい感じがしました。
でも〇〇〇に〇〇された明智恭介さん、大活躍でよかったですね。
「最初でも最後でもない事件」
関西にある神紅大学のミステリ愛好会の部長の三回生明智恭介と葉村譲が活躍する一話目。
大学内でコスプレ研究部で、窃盗事件が起き、泥棒が捕まりますが、泥棒はもう一人侵入してきた者に襲われた被害者でした。さて犯人は何のためにそんなことをしたのか…。
「とある日常の謎について」
藤町商店街で40年間喫茶店を営む加藤久夫は毎週土曜の夕方飲み屋に行きます。
そこで明智恭介と出会います。
加藤は商店街のボロビルと呼ばれるビルがなぜ2千万円で売れたのかと不思議に思っています。
加藤は明智もその謎を解こうとしているのだと思い込み自分の謎に対する解答を話しますが、明智は全く違うことを言いだします。
「泥酔肌着引き裂き事件」
明智が泥酔して葉村に送られてマンションに帰った翌朝の事件。明智のパンツが脱ぎ捨てられ、ズボンは履いていたというのはなぜか。
他に部屋に一緒に入ったのは葉村以外おらず、玄関にはドアガードがかけられていた。
明智は「葉村君、君が犯人だったのだ」と言い出しますが…。
「宗教学試験問題漏洩事件」
期末試験の時期。
明智は里中教授の猫のガウスを捜していました。(ここ大事なところです)
そんな時、金庫が破られて期末試験の問題の入ったUSBが盗まれました。
疑われたのは動機は見当たらないが犯行が可能だった女子学生久守みのりと、動機があるが犯行の不可能な男子学生寺松。
さて、犯人は二人のうちどちらか?それとも犯人は別にいるのか…?
「手紙ばら撒きハイツ事件」
ハイツ徳呂というアパートの住人のうち数名に、ストーカーからと思われる手紙が投函されます。
管理人の君瀬は、田沼探偵事務所に調査を頼みます。
明智恭介がまだ大学の1回生だった頃田沼探偵事務所にアルバイトで雇われていた頃の話。
投稿元:
レビューを見る
こちらもシリーズ化してほしい〜明智さん推しなので元気に推理してるところが見られて良かった
最後の事件、ちょっと複雑で一度読んだだけでは何が起こってたのかわからなくて読み直してしまった
投稿元:
レビューを見る
『屍人荘の殺人』に登場するミステリ愛好会の明智恭介が遭遇した事件をまとめた短編集。
コスプレ研究部が使う部室棟に侵入した空き巣が何者かに襲われ負傷した事件の真相を探る『最初でも最後でもない事件』。商店街にある居酒屋で明智と出会った喫茶店の店主視点で送る『とある日常の謎について』。酔い潰れた明智を送り届けた翌日、明智から呼び出された葉村が見たのは引き裂かれた下着!?『泥酔肌着引き裂き事件』。宗教学の教授の研究室が荒らされ、試験問題の入ったUSBが盗まれた事件を捜査する『宗教学試験問題漏洩事件』。大学一年生の明智がバイト先である田沼探偵事務所で遭遇した初めての謎『手紙ばら撒きハイツ事件』。
人の生死には関わらない、出ても怪我人程度の事件。個人的には『とある日常の謎について』が雰囲気的には好きかも。