グーグルは、新作キーボード「Gboard両面バージョン」を発表した。販売はされないが、情報を公開して、自作できるようにする。

　「Gboard両面バージョン」は、両端をねじって繋げ、表にも裏にもキーがある状態で入力できるキーボード。同社ではこれまで“キー”や“ボー”に着目し、湯呑みバージョンや帽子バージョンをリリース。しかし今回は、「キーボードには片面にしかキーが付いていない。ひっくり返すと、まったく入力できない」ことになぜか気づいてしまい、「両面バージョン」の開発に至った。

　同社のリリースでは「今回はどーしようかなと考えた上で、ひとひねりくわえることにした」「終わりなき研究開発を続けたい」などと述べており、フロントエンド開発にも、バックエンド開発にもバッチリとアピールしている。

　4月1日ではなく、10月1日の発表になったことについて、同社は昨年と同じく「よく利用されるキーボードが101個のキーを備える『101キーボード』というタイプであることに気づいたため」としている。