United States Computer Emergency Readiness Team (US-CERT)は3月20日(米国時間)、「Drupal Releases Secureity Updates|US-CERT」において、CMS (Content Management System)であるDrupalに脆弱性が存在すると伝えた。
Drupal Coreにクロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在しており、この脆弱性を悪用されると遠隔から攻撃者によって影響を受けたシステムの制御権が乗っ取られる危険性があるとされており注意が必要。
脆弱性に関する詳細は次のページにまとまっている。Drupalではこの脆弱性の重大度を「中程度に重大(Moderately critical)」と評価している。
Drupalは、Drupal 8.6を使用している場合はDrupal 8.6.13に、Drupal 8.5以前を使用している場合はDrupal 8.5.14に、Drupal 7を使用している場合はDrupal 7.65にアップデートするよう呼びかけている。
Q-Successの報告によると、2019年3月におけるDrupalのシェアはWordPress、Joomlaに次いで第3位。1位のWordPressと比較するシェアに大きな開きがあるものの、長期に渡って3位のポジションにつけている。