仲間とのワイワイ登山にも慣れ、そろそろソロ登山に挑戦してみたいという方もいるのではないでしょうか。分担作業であったものを1人でこなすために、ソロ登山の持ち物ではよりスマートに、そして今までよりより効率のいいものが求められるようになります。今回は、そんな中でもおしゃれでこだわりが持てるアイテムをご紹介していきます。
ソロ登山用持ち物の選び方のポイント
使う場面をイメージする
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ソロ登山では必要なもの全てを1人で背負うことになります。登山開始から終了まで具体的な行動を思い浮かべ、十分な性能があって無駄のないアイテムを選ぶ必要があります。高度、天候による歩く環境の変化や、キャンプ中の服装、持ち物の配置などをイメージして欲しいアイテムを決めていきましょう。
価格帯を選ぶ
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必要とされる性能やアクシデントを想定し、安物で代用しては危険なものはしっかりしたメーカー品を購入するようにしましょう。普段着のジャケットやディスカウントストアで買った寝袋が秋の山では寒すぎて役に立たないなんてこともあります。調理道具も1人で揃えるとなると思ったよりも数多くのアイテムをコンパクトにまとめることの大切さが改めてわかったりします。
試しながら少しずつ増やしていく
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いいものは当然価格も高くなりますので最初からすべての持ち物を高性能にする必要はありません。実際の登山経験が次に欲しいもののアイデアを生み出すので、失敗や苦労をしながら「これがあったらいいな」や「こっちの方がかっこいい! 」などという考えを膨らませて、ここぞという時にクリティカルなアイテムを導入していくのも1つの方法です。
これだけは持っていきたい持ち物10選
オスプレー(OSPREY) レザヴォア OS56104
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水分補給の形を変えたハイドレーションシステム。水のパックをリュックに入れ、チューブを口元に伸ばした状態で固定することにより、リュックを降ろさなくても水分補給が可能になります。飲みたい時に水を飲め、飲み過ぎる心配もないため、自分のペースを守ることができるという利点があります。
各社製品個性があり自分に最適なものを選ぶことが大切ですが、こちらのオスプレーのレザヴォアはリュックへの収納性に優れているのが特徴です。パックの背面部分に型が入っており、水を入れても安定するため、リュックの背面部分に容易に収まります。
ブラックダイヤモンド(BlackDiamond) コズモ BD81045
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手を使わず気軽に暗闇を照らすことのできるヘッドライト。例え日帰りの登山であっても、帰路が夕方になっているなんてこともあります。
こちらのブラックダイヤモンドのヘッドライトは、電源、ライト一体型のシンプル設計、防水、軽量と選ぶ価値のあるアイテムとなっています。リュックの中で誤って点けっぱなしになるのを防ぐロックアウト機能は、いざという時の電池切れを防ぐ大切な機能です。出発前の点検もお忘れなく。
モンベル(mont‐bell) 寝袋 ダウンハガー800 #2
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冬期、残雪を見据えて本格的な寝袋にステップアップしたい方には、アウトドアの代表的メーカー、モンベルのダウンハガーをおすすめです。保温性が高い良質なダウンが使われており、軽量、コンパクト化を実現。快適温度0度、限界温度は-6度となっており、雪の上でもマットとの併用で寒さを感じることなく過ごすことができます。
また、伸縮率が135%なので、寝袋の中であぐらをかくことも可能です。寒い冬のテント内で暖を取りながら寛げる時間は次の日への体力補給のみならず、一歩上の余裕をもたらしてくれます。
アライテント(ARAI TENT) エアライズ1 0300101
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ソロ登山に挑むのであれば必然的にテントも専用のものを揃えたくなりますよね。こちらのエアライズ1は、4シーズン対応かつ重量にもこだわり1,360gと最軽量クラスのテントとなっています。その設営のしやすさには定評があり、本格的な性能を持ちつつ、使いやすさも抜群です。
オプションも豊富で、保温性を高める保温用外張や、前室を広くして居住性を高めるDXフライなどを追加できる点も好評価です。前室は玄関のようなスペースとなり、雨天時の靴の脱ぎ履きや荷物置きに使えるので、ちょっとした自宅気分を味わえます。
クライミット(KLYMIT) イナーシャ オゾン スリーピングパッド
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テント泊に欠かせないキャンピングマット。こちらは寝袋の中にも入れられるスリーピングパッドとなっています。複数の穴が空いていることによって体を安定させ、寝返りをうっても体全体を包み込むように設計されています。重さは346g。空気が抜けている状態では紙のような薄さのため、コンパクトさも申し分ありません。
プリムス(PRIMUS) ウルトラバーナー P-153
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こちらは定番中の定番、最高出力3600kcal/hと最高クラスの火力を誇るプリムスのウルトラバーナーです。重量も116gと優秀。4本足の延長ゴトクは大きめのコッヘルでも安定します。高火力、コンパクト、軽量と3拍子揃っており、ソロ登山にぴったりなスマートなアイテムと言えるでしょう。
スノーピーク(snow peak) アルミパーソナルクッカーセット SCS-020
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クッカーに関してもソロ登山の場合は最適な大きさのものが欲しくなります。クッカーにはアルミ、ステンレス、そして軽さに優れたチタンがありますが、ここでは、熱伝導率がよく焦げにくいとされるアルミ製をおすすめします。
こちらのクッカーは、2つの鍋とその蓋にもなる2つのフライパンのセットで、フライパンはそのままお皿としても使えるので、1人用のクッカーとしては十分な品揃えになります。どの器具で何を作るのか。献立を考えるのはわくわくする準備作業の1つですね。
ジェットボイル(JETBOIL) バーナー ジェットボイルミニモ 1824381
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山の上では短時間でお湯が沸くというのは大変便利です。こちらの湯沸しと調理に特化したジェットボイルは、小さな火力で最大の熱伝導を生み出すように開発され、500mlの水を最短2分15秒で沸騰させます。
最新モデルのミニモは幅の広い口、持ちやすい取っ手に加えて細かな火加減の調整が可能なバルブも装備。ゴトク以外のすべてのパーツをクッカーに収納できるオール・イン・ワン設計も魅力です。
ビクトリノックス(VICTORINOX) キャンパー BP-37
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不動の人気を誇る定番の万能ナイフです。こちらの万能ナイフの特徴は、通常のブレードに加えて、アウトドアにはありがたい、のこぎりを搭載していることです。枝やロープなど、ブレードでは歯が立たないシーンで活躍してくれます。ブレード部そのものも非常に切れ味がよく、使いやすくなっています。
収納時には、長さが9.1cmほどになるので、ソロキャンプの際にはリュックに潜ませておくことをおすすめします。
モンベル(mont-bell) ストームクルーザージャケット 1128531
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忘れてはならない持ち物の代名詞、雨具。さまざまな素材が出ており、選択が難しいアイテムの1つとなっています。こちらは、昔から変わらず最先端の性能を提供するゴアテックスのジャケットです。
最新技術、GORE C-ニットバッカーテクノロジーが詰まっています。この技術はゴアテックスの革命と言われ、特に裏生地の技術によって10%の軽量化と15%の透湿性向上を実現しています。柔らかくしなやかで着やすくなっています。
初めてのソロ登山では、必要以上に一人立ちを意識してしまうかもしれません。それはもちろん大切なことではありますが、考え過ぎてオーバースペックなものを選ぶと使いこなせず後悔する可能性があります。自分のレベルに合ったアイテムを選ぶ能力を培うことも大切です。