任天堂は 2025 年内に Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)の後継機種となる Nintendo Switch 2(ニンテンドースイッチ ツー)を発売予定。2017年発売のスイッチは発売開始当初、品薄状態がしばらく続き入手が困難でした。
この反省からスイッチ2で任天堂は「需要を満たせるだけの製品を用意する」として、初期出荷からかなりの数量を用意する計画のようです。
決算説明会で任天堂の古川俊太郎社長は「これまでの経験を踏まえ(転売などの)対策をとる」とコメント。具体的な生産計画については通期決算発表時に、来期の業績予想と合わせて説明できればとしています。
スイッチのときにおきた、想定を上回る急激な需要の増加への対応についても、急速に生産のキャパシティを増やすのは簡単ではないと前置きしたうえで「これまでの経験も踏まえて、できる限り迅速に対応できるように準備を進めていきます」としています。
任天堂はスイッチ2に関する詳細をアナウンスする Nintendo Direct を、4月2日22時に配信予定。またスイッチ2を発売前に体験できるイベントを、4月から6月にかけて開催(最終の韓国ソウルは5月31日・6月1日)。スイッチ2の発売はその後になると見られています。
海外メディアは2024年12月頃よりスイッチ2向けの部品が出荷され始めていると報道。スイッチ2の発売が6月以降であれば、半年以上前から生産が始まり、スイッチの初期出荷よりも多い、まとまった数量での発売開始を迎えそうです。
任天堂の株価はスイッチ2への期待から上場来高値を更新しています。