- iPhoneの補償は「キャリアの補償サービス」に加入して大丈夫?
- 「モバイル保険」と「キャリアの修理補償サービス」の決定的な違いは?
- 結局どこの補償サービスがお得?
iPhone/スマートフォンを利用していると、故障や破損のリスクは避けられません。いざという時に備えて補償を考えてみても、ランニングコストがかかる点を考えると躊躇してしまいますよね。
そこでおすすめしたいのが「モバイル保険」です。
各大手キャリアは、「iPhoneの補償に対応したサービス」を提供しています。しかし総合的に見れば「モバイル保険」に軍配があがります。
この記事では、「モバイル保険」と「キャリアの補償サービス(以後キャリア補償)」の比較結果を紹介します。最後まで読むと、自分に合ったiPhone補償サービスがわかります。
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コストが低く補償範囲が広い「モバイル保険」がおすすめです!
比較項目 | モバイル保険 | キャリア補償 |
---|---|---|
サービスの強み | ・補償範囲が広い ・3端末まで登録可能 ・修理時の自己負担額0円 | ・申し込みが簡単 ・無料特典が多い(docomo) ・ AppleCareと同等のサービスを受けられる(au・ソフトバンク・楽天モバイル) |
✔ AppleCare+やキャリア補償より安い ✔ 月額700円で年間10万円分を補償 ✔ 申し込み後に保証対象を変更可能 |
リンク先 : モバイル保険 公式サイト
モバイル保険が向いている人の特徴
- 少ないコストでトラブルに備えたい人
- 修理時に追加費用を支払いたくない人
- 家族の分も追加料金なしで補償が欲しい人
- 購入時に保険に入らなかった事を後悔している人
少ないコストでトラブルに備えたい人
モバイル保険は月額700円(非課税)で加入できます。キャリア補償の月額料金と比較すると格安です。
▶モバイル保険とキャリア補償の詳しい比較をすぐに見たい人はこちら
修理時に追加費用を支払いたくない人
モバイル保険最大の魅力は、修理時に最大10万円まで自己負担金が不要な点です。キャリア補償は、トラブル時に自己負担金が発生します。
2年で返却するプランで契約した場合、返却時に修理費用が発生してしまうと痛手ですよね。モバイル保険ならこの場合も修理費用を請求できます。
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せっかく安く購入したのに、返却時に支払があるとがっかり…
家族の分も追加料金なしで補償が欲しい人
名義が同じであれば、家族が所有しているiPhoneや電子機器も補償対象です。1台あたり約230円で年間10万円までの修理代が補償されるとは、驚きのコスパです。
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電子機器とは、PC/スマートウォッチ/ゲーム機器など幅広く対象だよ
購入時に補償をつけなかった事を後悔している人
モバイル保険は購入後1年間であれば、いつでも加入できます。キャリア補償は購入のタイミングでしか加入できないので(docomoは2週間)、後から補償を付けたい場合にはうってつけです。
モバイル保険は何といってもトータルコストの低さが魅力です。月々のランニングコストのみで大半の修理をまかなえるので安心感があります。
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「月額料金+自己負担金」のトータルコストを考えるのが大事だよ!
キャリア補償が向いている人の特徴
- Appleの正規サービスもしくは提携したサービスを受けたい人
- バッテリー交換を少しでも安くしたい人
- 携帯利用料と合算で支払いたい人
- クレジットカードを所有していない人
Appleの正規サービスもしくは提携したサービスを受けたい人
キャリアの修理補償は、キャリアあるいはAppleの正規サービスを利用したい人に向いています。docomoは独自の補償サービスを提供、その他3キャリアはAppleと提携してAppleCareと同等のサービスを提供しています。
Appleスタッフによるテクニカルサポートや、新たな端末を配送してくれるエクスプレス交換サービスといった正規のサービスを受けたい人はキャリアの修理補償がおすすめです。
バッテリー交換にも補償が欲しい人
キャリア補償の場合バッテリー交換は、AppleCareに準じて残量80%未満で補償されるケースが多いですが、モバイル保険では経年劣化によるバッテリー交換には対応していません。
携帯利用料と合算で支払いたい人
キャリア補償は、購入と同時に申し込み手続きが完了します。月額料金も携帯利用料と合算で請求される点も、支払いが一本化されていいですね。
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店頭で申し込みできる点もメリットだよ
クレジットカードを所有していない人
モバイル保険をオンラインで申し込みする場合、支払い方法はクレジットカード引き落としのみです。クレジットカードを所有していない人もキャリアの修理補償が向いているでしょう。
「モバイル保険」とは
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モバイル保険とは、さくら少額短期保険株式会社が提供している、スマートフォンをはじめとした各種電子機器向けの補償サービスです。
保険会社が運営しているので、サービスの信頼性は十分でしょう。
モバイル保険 | |
---|---|
月額料金 | 700円(非課税) |
補償範囲 | ・破損 ・汚損 ・水濡れ ・盗難 |
補償台数 | 3台まで |
補償回数 | 無制限 ※年間10万円が上限 |
申込期限 | 購入から1年間 |
自己負担額 | 0円(年間10万円まで) |
修理店舗 | どこでもOK ※メーカーまたは正規代理店を推奨 |
モバイル保険は、月額700円で破損、汚損、水濡れや盗難に対して補償が受けられます。修理時の自己負担は0円で(年間10万円まで)、何度でも補償を受けられるのが大きなメリット。少額でリスクに備えられるため、コストパフォーマンスの高い保険を探している人におすすめのサービスです。
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よくある「画面割れ」や「水濡れ」も、修理時の自己負担金は0円!!
「紛失」については補償対象外なので注意してください。
キャリアの補償サービス
大手キャリアでは、それぞれ以下の補償サービスを提供しています。
docomo|ケータイ補償サービス・smartあんしん補償
docomoが提供しているiPhone向けの補償サービスは、「ケータイ補償サービス」と「smartあんしん補償」です。
項目 | ケータイ補償サービス | smartあんしん補償 |
---|---|---|
月額料金 | 550円〜1,100円 | 825円〜990円 |
補償範囲 | ・破損 ・汚損 ・水濡れ ・紛失 ・盗難 | ・ご利用機種の補償 ・イエナカ機器補償 ・スマホ不正決済補償 ・携行品補償mini |
補償台数 | 1台 | |
補償回数 | 1年間に2回まで | |
申込期限 | 購入後14日以内 | |
自己負担額 | 1年目:無料 2年目以降:上限5,500円 | 1年目:無料 2年目以降:上限5,500円 ※iPhoneの場合 |
修理店舗 | docomoショップ店頭 郵送 |
どの時期に発売されたiPhoneを購入したかによって、どちらの補償サービスに加入できるかが変わります。
- 2022年8月31日以前に発売機種(iPhone13まで)を購入した 👉 ケータイ補償サービス
- 2022年9月15日以降の発売機種(iPhone14以降)を購入した 👉 smartあんしん補償
iPhone13シリーズを購入する場合は「ケータイ補償サービス」を、iPhone14シリーズを購入する場合は「smartあんしん補償」を選びましょう。
au|故障紛失サポート ワイド with AppleCare Services & iCloud+
auが提供しているiPhone向けの補償サービスは、「故障紛失サポート ワイド with AppleCare Services & iCloud+」です。
故障紛失サポート ワイド with AppleCare Services & iCloud+ | |
---|---|
月額料金 | Pro,Pro Max シリーズ 1,663円 11~14/mini シリーズ 1,309円 SE (第3世代) 1,134円 |
補償範囲 | ・破損 ・汚損 ・水濡れ ・紛失 ・盗難 |
補償台数 | 1台 |
補償回数 | 1年間に2回まで |
申込期限 | 購入時のみ |
自己負担額 | 画面交換:3,700円 本体交換:12,900円 |
修理店舗 | Apple Store 正規サービスプロバイダー 郵送 |
auのサービスでありながら、Apple公式補償として製品保証やテクニカルサポート、修理サービスを受けられます。端末に不具合が出た際には、Appleのスタッフにチャットや電話で問い合わせができますよ。安心してiPhoneを使い続けられる点は大きな強みでしょう。
ソフトバンク|あんしん保証パック with AppleCare Services
ソフトバンクが提供しているiPhone向けの補償サービスは、「あんしん保証パック with AppleCare Services」です。
項目 | あんしん保証パック with AppleCare Services |
---|---|
月額料金 | Pro,Pro Max シリーズ 1,600円 11~14/mini シリーズ 1,280円 上記以外 979円 |
補償範囲 | ・破損 ・汚損 ・水濡れ ・紛失 ・盗難 |
補償台数 | 1台 |
補償回数 | 1年間に2回まで |
申込期限 | 購入時のみ |
自己負担額 | 画面交換:3,700円 本体交換:12,900円 |
修理店舗 | Apple Store 正規サービスプロバイダー 郵送 |
AppleCare+の補償内容に加え、ソフトバンクが独自に提供している配送交換サービスやメモリーデータ復旧サポートを受けられます。配送交換サービスを利用すれば、iPhoneが故障した際に新品同等の交換機を自宅まで届けてくれます。
充実したサポートはソフトバンクならではの強みですが、端末購入時しか加入できないので注意しましょう。
楽天モバイル|故障紛失保証 with AppleCare Services
楽天モバイルが提供しているiPhone向けの補償サービスは、「故障紛失保証 with AppleCare Services」です。
項目 | 故障紛失保証 with AppleCare Services |
---|---|
月額料金 | Pro,Pro Max シリーズ 1,460円 12〜14/mini シリーズ 1,120円 SE (第2,3世代) 800円 |
補償範囲 | ・破損 ・汚損 ・水濡れ ・紛失 ・盗難 |
補償台数 | 1台 |
補償回数 | 1年間に2回まで |
申込期限 | 購入時のみ |
自己負担額 | 画面交換:3,700円 本体交換:12,900円 |
修理店舗 | Apple Store 正規サービスプロバイダー 郵送 |
「故障紛失保証 with AppleCare Services」は、楽天モバイルでiPhoneを買った人だけが加入できるサービスです。AppleCare準拠のサービスであるため紛失・盗難にも対応しています。トラブルが起きた際には、自己負担金12700円で、Appleから新品または新品同様の交換品が届きます。
補償回数は1年間に2回まで、端末購入時のみ加入できます。
モバイル保険とキャリアの補償サービスを5項目で比較!
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価格や補償範囲、加入タイミング、自己負担額、修理対応できる店舗を、「モバイル保険」と「各キャリアの補償サービス」で比較します。
比較項目 | モバイル保険 | docomo | au | ソフトバンク | 楽天モバイル |
---|---|---|---|---|---|
価格(月額) | 700円 | 550円〜1,100円 | 1,134円~1,309円 | 979円~1,280円 | 800円~1,460円 |
補償範囲 | ・破損 ・汚損 ・水濡れ ・盗難 | ・破損 ・汚損 ・水濡れ ・紛失 ・盗難 | ・破損 ・汚損 ・水濡れ ・紛失 ・盗難 | ||
加入タイミング | 購入から1年間以内 | 購入後14日以内 | 購入時のみ | ||
自己負担額 | 0円 ※補償回数無制限 | 1年目:無料 2年目以降:上限5,500円 ※補償回数は1年間に2回まで | 画面交換:3,700円 本体交換:12,900円 ※補償回数は1年間に2回まで | ||
修理対応できる店舗 | どこでもOK ※メーカーまたは正規代理店を推奨 | docomoショップ 郵送 | Apple Store 正規サービスプロバイダー 郵送 |
比較結果を詳しく紹介します。
「モバイル保険」vs「docomo」の補償サービス
比較項目 | モバイル保険 | docomo ・ケータイ補償サービス ・smartあんしん補償 |
---|---|---|
価格 | 700円 | 550円〜1,100円 |
補償範囲 | ・破損 ・汚損 ・水濡れ ・盗難 | ・破損 ・汚損 ・水濡れ ・紛失 ・盗難 |
加入タイミング | 購入から1年間以内 | 購入後14日以内 |
自己負担額 | 0円 ※補償回数無制限 | 1年目:無料 2年目以降:上限5,500円 ※補償回数は1年間に2回まで |
修理対応できる店舗 | どこでもOK ※メーカーまたは正規代理店を推奨 | docomoショップ 郵送 |
「モバイル保険」と「docomoの補償サービス」の価格を比較すると、iPhone最新機種を持っている場合にはわずかにモバイル保険の方が安価です。iPhone14の場合、モバイル保険は月額700円、smartあんしん補償が月額990円かかるため、約300円の差があります。
モバイル保険は、盗難に対応しているだけでなく、修理費や交換費の自己負担額も0円で済む点が強みです。一方、docomoのサービスは2年目以降に一部費用負担が必要な為、コスト面で大きな差があります。(費用負担上限5,500円)。
修理対応できる店舗は、docomoの方が優れています。ショップ店頭での対応および郵送で対応しているため、モバイル保険が推奨しているApple Storeや正規サービスプロバイダーで修理するよりも気軽に修理を依頼できるでしょう。
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最寄りのdocomoショップで対応してくれる点は大きな強み!
「モバイル保険」vs「au」の補償サービス
比較項目 | モバイル保険 | au 故障紛失サポート with AppleCare Services & iCloud+ |
---|---|---|
価格 | 700円 | 1,134円~1,309円 |
補償範囲 | ・破損 ・汚損 ・水濡れ ・盗難 | ・破損 ・汚損 ・水濡れ ・紛失 ・盗難 |
加入タイミング | 購入から1年間以内 | 購入時のみ |
自己負担額 | 0円 ※補償回数無制限 | 画面交換:3,700円 本体交換:12,900円 ※補償回数は1年間に2回まで |
修理対応できる店舗 | どこでもOK ※メーカーまたは正規代理店を推奨 | Apple Store 正規サービスプロバイダー 郵送 |
「モバイル保険」と「auの補償サービス」を価格面で比較すると、モバイル保険の方が優れています。「故障紛失サポート with AppleCare Services & iCloud+」は、料金が月額1,134円~月額1,663円でやや高め。特に、Proシリーズはモバイル保険と比べて2倍以上の費用がかかってしまうので注意しましょう。
モバイル保険・auともに盗難に対応している点は魅力ですが、auは自己負担額が12,900円かかります。
モバイル保険は正規店での修理を推奨しているため、修理対応店舗数は同等です。
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出費を抑えたいならモバイル保険を選ぼう!
「モバイル保険」vs「ソフトバンク」の補償サービス
比較項目 | モバイル保険 | ソフトバンク あんしん保障パック with AppleCare Services |
---|---|---|
価格 | 700円 | 979円~1,280円 |
補償範囲 | ・破損 ・汚損 ・水濡れ ・盗難 | ・破損 ・汚損 ・水濡れ ・紛失 ・盗難 |
加入タイミング | 購入から1年間以内 | 購入時のみ |
自己負担額 | 0円 ※補償回数無制限 | 画面交換:3,700円 本体交換:12,900円 ※補償回数は1年間に2回まで |
修理対応できる店舗 | どこでもOK ※メーカーまたは正規代理店を推奨 | Apple Store 正規サービスプロバイダー 郵送 |
「モバイル保険」と「ソフトバンクの補償サービス」を価格面で比較すると、モバイル保険の方が優れています。ソフトバンクの補償サービスはAppleCare準拠となるため、トラブル発生時に自己負担が発生します。一方、モバイル保険は、修理時の自己負担金が0円で、なにかあった時の出費を抑えられます。
ソフトバンクの補償サービスは、モバイル保険と比べて「紛失」にも対応していますが、それ以外は大きな違いはありません。手厚い補償を求めつつ費用を抑えたい人は、モバイル保険を選ぶといいでしょう。
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iPhoneを盗まれても、どちらかのサービスに加入していれば安心だね!
「モバイル保険」vs「楽天モバイル」の補償サービス
比較項目 | モバイル保険 | 楽天モバイル 故障紛失保証 with AppleCare Services |
---|---|---|
価格 | 700円 | 800円~1,460円 |
補償範囲 | ・破損 ・汚損 ・水濡れ ・盗難 | ・破損 ・汚損 ・水濡れ ・紛失 ・盗難 |
加入タイミング | 購入から1年間以内 | 購入時のみ |
自己負担額 | 0円 ※補償回数無制限 | 画面交換:3,700円 本体交換:12,900円 ※補償回数は1年間に2回まで |
修理対応できる店舗 | どこでもOK ※メーカーまたは正規代理店を推奨 | Apple Store 正規サービスプロバイダー 郵送 |
「モバイル保険」と「楽天モバイルの補償サービス」を価格面で比較すると、モバイル保険の方が安価です。楽天モバイルはAppleCareとほぼ同等のサービスであるため、その分費用が高額となります。
「楽天モバイル」と「モバイル保険」は、修理時の自己負担額で大きな差が生まれます。モバイル保険の修理時自己負担額0円に対し、楽天モバイルは画面交換3700円、本体交換12,900円を支払わなければなりません。
モバイル保険・楽天モバイルのどちらも、Apple Storeや正規サービスプロバイダーでの修理対応となるため、修理対応店舗数は同等です。
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コスパが良いのはダントツ「モバイル保険」です!
✔ AppleCare+やキャリア補償より安い ✔ 月額700円で年間10万円分を補償 ✔ 申し込み後に保証対象を変更可能 |
リンク先 : モバイル保険 公式サイト
賢く選ぶならモバイル保険
本記事では、「モバイル保険」と「大手キャリアの補償サービス」の特徴を比較しました。その結果、以下に魅力を感じられるのであれば、モバイル保険が賢い選択といえるでしょう。
- 月額料金が700円で、キャリア補償サービスよりも概ね格安になっている
- 最大3つのガジェットを登録できる
- 修理する際の自己負担なし(0円)
- 経年劣化より、故障に対する補償が欲しい
大手キャリアの補償サービスと比べると月額料金が最も安く、「画面割れ」や「水濡れ」など修理の自己負担金が0円な点は魅力です。また、1つの契約最大3つのガジェット(端末)を登録できる点もポイントです。これならスマートフォンだけでなく、iPadやAirPodsなどを補償対象にできて嬉しいですね。
経年劣化によるバッテリー交換には補償されませんが、その分月額料金も安価で修理費用の持ち出しもありません。
本記事で紹介したように、使用しているガジェットに補償を追加したい人は、充実したモバイル保険を検討しましょう。
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リンク先 : モバイル保険 公式サイト