Hello, World! SmartHRのプロダクトエンジニアのりさきゃんです。 2025年2月21日から22日に、Rails Girls Tokyo 17thに参加してきました。
Rails Girlsとは?
Rails Girlsは、女性がプログラミングを学び、技術コミュニティに参加するための一歩となるようなワークショップです。世界各地で行われており、東京では17回目の開催です。高校生、社会人、主婦……と様々な女性が参加し、RubyやRailsといったプログラミング言語について、OSSについて、インターネットの仕組みについて、現役のエンジニアから学びます。
コーチとして参加した理由
私は以前Rails Girlsに「教わる側」として参加したことがあります。そのときの「めっちゃ楽しかった!」という経験から、今度は「教える側」で参加したいと思い、コーチとして参加しています。
コーチとして参加するときは、私が参加したときに思った「めっちゃ楽しい」を体感してもらうために、個人的にさまざまな工夫をしています。
最初はできるだけ簡単な言葉や例をもちいて説明すること。休憩を頻繁にとること。相手の知りたい内容に合わせて深堀りしていくこと。自分が教えたいことを優先せず、興味がありそうな内容を聞き出すこと。遠慮せず質問できる雰囲気をつくること。「先生」にならないよう、一緒にワークショップを楽しむこと。
Rails Girlsに参加したかたが「楽しかった!」といってもらえるように全力を尽くしています。
当日の流れ
Rails Girlsは金曜日の夜と土曜日丸一日を使って行われます。
金曜日は、プログラミングに必要な環境を整えることを目的とした日です。正直、これが一番時間がかかって大変です!
土曜日は、Rails Girls ガイド に沿ってアプリケーションを作成します。
スポンサーとして参加していたこともあり、お昼の女性エンジニア座談会にも参加させていただきました。
なぜ・どうしてエンジニアになったのか、学習の続け方、コミュニティのありがたみなどをお話させていただきました。
教えてみて感じたこと
「フレームワークとはなにか?」「railsが最初につくコマンドは何を意味するのか」「そもそもコマンドとはなにか」、当たり前に毎日使っているものですが、全くの初心者に伝えるとなると、自分でも「これってなんなんだろう……」と疑問が湧いてきます。今回私が教えたかたは、コマンドについては知識があったので助かりました!「自分でコードをちょっと変えて、サーバーを再起動し、画面が変わったことを確認する」をご自身でやっていたので、ああすばらしいエンジニアだと思いました。「フレームワーク」を説明するのに手惑いましたが、RailsとBootstrapというすばらしい「フレームワーク」がガイドに登場するので、なんとか伝えられたと思います。
Rails Girlsの魅力と意義
ありがたいことに何度もコーチとして参加させていただいています。参加するたびに「プログラミングって楽しいな」という、私が「教えられる側」として参加したときの気持ちを再確認させてもらっています。また、コーチたちも顔なじみのみなさんが揃っていて、みなさんに会えるのも嬉しいです。参加するたびに自分の経験値が上がっていることを実感でき、大切な時間になっています。
おわりに
コーチとして参加したことで、RubyやRailsの温かいコミュニティが大好きだなぁということを再確認できました。素晴らしいイベントなので、もし参加の機会があれば、教えられる側、コーチ側、両方の参加を強くおすすめします。
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