数字上はそうなっていますね...。
アップルのiOSアップデートの頻度は、GoogleのOSに比べて遥かに早いですが、iOS 8の出来映えについては疑問視する声も少なくないです。
アップルによるデータでは、ローンチ後3週間経ったにもかかわらずiOS 8の使用率は、ユーザーの半数にも満たないとのこと。Androidの新しいOS、KitKatの使用率が約25%なのでまだマシに思えますが、これまでのiOSからすると壊滅的と言えそうです。(昨年の今頃、iOS 7の割合は、70%近くもありました。)
さらに悪いことに、iOS 8へのアップデートも伸び悩んでいます。 データでは、9月21日付けで46%でしたが、10月5日付けは47%となっており、シェアが伸びていないことが明らかです。
これほどまでに状況を悪くしている真の原因はわかりませんが、その可能性になりそうなものはいくつかあります。まず、iOS 8をインストールするだけで、6GB近くの空き容量が必要であること。写真や音楽を大量にiPhoneに保存している人にとって、これほど煩わしいことはないでしょう。次に、iOS 8.0.1でiPhone 6の電波状況が悪くなったこと。さらに、アプリにおいてバグが大量発生したことなどが、iOS 8へのアップデートを躊躇させているのかもしれません。
ソフトウェアの信用を失うこと、それによって起こり得る諸々の事態は、今のところアップルが最も恐れている事態でしょう。しかしながら、すでにディヴェロッパーにとっては、4つの異なったスクリーンサイズがある時点で難儀であり、その上OSまでバラけてしまうとなると…。頭が痛くなることだらけですね。
Chris Mills - Gizmodo US[原文]
(Tomo)