「Virtual Desktop」がSteamVRに対応 「Oculus Quest」でPC向けVRゲームを操作、6DoFも反映
スタンドアロンVRヘッドセット「Oculus Quest」で使えるVRアプリ「Virtual Desktop」のモバイル版が、PC向けVRプラットフォーム「SteamVR」のアプリやゲームの操作に対応した。
PCの画面をVR(仮想現実)空間で操作できるVRアプリ「Virtual Desktop」のモバイル版が、PC向けVRプラットフォーム「SteamVR」のアプリやゲームの操作に対応した。「Oculus Quest」などの対応VRヘッドセットを、PCに有線接続して使うVRヘッドセットのように使える。
Virtual Desktopは、あらかじめ専用ソフトをインストールしたPCのデスクトップ画面をVR空間にミラーリングし、ハンドコントローラーでマウスやキー入力などを操作できるVRアプリ。VRヘッドセットを装着したまま、PCをリモート操作してブラウジング、動画視聴、ゲームなどが行える。
SteamVRのアプリを起動するための事前準備は必要ない。運営元は公式サイトで、PCにインストールしたSteamのデスクトップアプリから「設定」→「ゲーム内」→「デスクトップゲームシアターを使用する」にあるチェックを外し、デスクトップゲームシアターモードを無効化することを推奨している。
Virtual Desktopのモバイル版が使えるのは、頭の回転と傾きに加えて位置の移動を検知する6DoF対応のOculus Questの他、「Gear VR」「Oculus Go」(いずれも頭の回転と傾きのみ検知する3DoFのみ)。SteamVRのVRアプリを使うには、VR ReadyのハイエンドPCも必要だ。
スタンドアロンVRヘッドセットをPC向けVRヘッドセットとして使えるサードパーティー製アプリはVirtual Desktopの他、「ALVR」や「RiftCat」がある。
Virtual DesktopのSteamVR対応をいち早く話題にしていたオタ趣味ブログによれば、Oculus Questで多くのSteamVR対応ゲームがほぼ問題なく動作するという。
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