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サステナビリティ|講談社コーポレートサイト Inspire Impossible Stories

Sustainability

サステナビリティ

講談社は創業以来、多様な才能を見いだし、育成し、世界に送り出してきました。
出版活動を通じて、今後とも読者やユーザーの皆様の期待に応え続けることが、私たちのサステナビリティと考えています。
今回講談社が優先して取り組むべき課題として
4つの「マテリアリティ」を特定しました。

特定プロセス

Step 1課題の抽出

  • 国際的なガイドラインやESG評価機関の調査項目から課題を抽出
  • 社内アンケートを実施して、すでに取り組んでいるSDGs活動を把握
  • 経営層へのヒアリングを実施
  • ステークホルダー(著者・取引先企業ほか)からの期待や要請を調査

Step 2マテリアリティマップを使った課題の分析

  • ステークホルダーからの期待(縦軸)と講談社のビジネスにとっての重要性(横軸)の2軸でスコアリングし、重要性を評価
  • 外部専門機関との議論を経て、評価結果の妥当性を確認
マテリアリティマップ

Step 3取締役会での承認

  • 経営層による分析結果の審議を経て、マテリアリティを取締役会で承認

講談社の4つのマテリアリティ

1物語の力を世界に届ける

Inspire Impossible Stories これが私たちの会社のパーパスです。
素晴らしい物語は人々を勇気づけ、争いを無くし、希望を与えてくれます。そんな作品を日本のみならず、世界の読者にも届けたい。それが私たちの大いなる目標です。

SDGsへの取り組み

4 質の高い教育をみんなに 5 ジェンダー平等を実現しよう 8 働きがいも経済成長も 10 人や国の不平等をなくそう 16 平和と公正をすべての人に

2自由で多様な価値観を守る

素晴らしい作品を作るには、自由な創作活動の場所が必要です。人々を感動させる才能は、多様な価値観、多様な人材のなかから生まれます。創作活動の源泉とも言える価値観を守り、世界に拡げていきます。

SDGsへの取り組み

3 すべての人に健康と福祉を 4 質の高い教育をみんなに 5 ジェンダー平等を実現しよう 8 働きがいも経済成長も 10 人や国の不平等をなくそう

3パートナーとともに環境問題に取り組む

気候変動や脱炭素の課題解決に向けて、出版業界のみならず多くの関係企業の皆様と協力し合って取り組んで参ります。

SDGsへの取り組み

7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに 12 つくる責任 使う責任 13 気候変動に具体的な対策を 15 陸の豊かさも守ろう 17 パートナーシップで目標を達成しよう

4地域社会とともに歩む

講談社はローカルコミュニティとの共生、文化遺産の保護、保全に努めてきました。これからも、地域貢献活動を加速させていきます。

SDGsへの取り組み

4 質の高い教育をみんなに 17 パートナーシップで目標を達成しよう

講談社の主なサステナビリティ活動

全国の子供たちを対象にした読書推進事業から、海外における就労支援に至るまで、国内外で多彩な活動を行っています。

1. 「SDGメディア・コンパクト」加盟

国際連合が世界各国の報道機関やエンターテインメント企業に対し、その資源と創造的才能をSDGs達成のために活用するよう促すことを目的として設立した「SDGメディア・コンパクト」。講談社は2020年より加盟しています。

2. 読書推進事業

「本とあそぼう 全国訪問 おはなし隊」は、2台のキャラバンカーにそれぞれ550冊以上の絵本を載せて全国47都道府県を巡回しています。幼稚園、保育所、小学校や図書館、書店などを訪問して、絵本の閲覧や、紙芝居と絵本の読み聞かせを開催してきました。
1999年にスタートし、2018年には、優れたメセナ(芸術文化振興による豊かな社会創造)活動を表彰する「メセナアワード2018」のメセナ大賞を受賞しました。

出版社の活動に興味を持っている中高生に向けた会社見学も実施しています。編集・広報室スタッフなどの話を聞き、本が生み出され、読者に届けられるまでの工程を学ぶことができます。

3. 野間文化財団奨学金制度

講談社初代社長、野間清治の遺志により設立された一般財団法人「野間文化財団」。社会公益に資し、文化の発展に寄与することを目的に、文系・理系を問わず、国内の大学院生を対象として研究を助成するための奨学金を無償給付しています。

4. 海外就労支援事業

オフィシャル・グローバル・パートナーシップ契約を締結した「Liverpool Football Club」(リバプールFC)が設立した「リバプールFC財団」とリバプール・ジョン・ムーア大学、講談社は、イングランド内でも貧困率の高い地域であるリバプールの学生たちに雇用機会を提供するプログラム「Creative Works」を実施しています。
このプログラムの参加者は、クリエイティブなスキルの向上、履歴書や面接のテクニック、人前で話すこと、自信をつけることなどについてのサポートや指導を受け、目指すキャリアに到達するための準備を行います。さらに、リバプールにある劇場やメディアなど多岐にわたる7つのクリエイティブ施設や組織の協力により、職場体験をするチャンスも与えられます。

5. 顕彰事業

出版文化の向上への貢献に対して下記の顕彰を行っています。

「野間文芸賞」「野間文芸新人賞」「野間児童文芸賞」「野間出版文化賞」「吉川英治文学賞」「吉川英治文庫賞」「吉川英治文学新人賞」「吉川英治文化賞」「講談社漫画賞」「講談社 本田靖春ノンフィクション賞」「講談社科学出版賞」「講談社絵本賞」「野間文芸翻訳賞」「江戸川乱歩賞」「講談社メディアアワード」

また、講談社元社長、野間省一が社団法人設立時に基金を寄付した公益社団法人「読書推進運動協議会」では、地域や職域などにおいて長年読書推進運動に貢献した団体や個人を「野間読書推進賞」として1971年から顕彰しています。

6. 環境に配慮した輸送・廃棄

出版物の輸送時に、環境への負荷を軽減するためのシステムを採用しています。
排ガス規制適合かつ低公害のハイブリッド車を積極的に使用するとともに、輸送の際の無駄をなくすために関連会社、取引先との共同配送を行い、稼働台数削減に取り組んでいます。
売れ残り商品の廃棄の際は精微な分別作業を行い、産業廃棄物の削減やリサイクル化の比率向上を目指しています。


SDGsコンテンツ

講談社ではさまざまなコンテンツを通してSDGsへの理解を促進する取り組みを行っています。

1. 福祉を起点とするアートエージェンシーとの共創

自由で多様な価値観を守り、広げていくための活動の一環として、知的障害のある作家が描くアートデータのライセンス事業を展開する株式会社ヘラルボニーとのコラボレーションを実施

個性豊かなアーティストたちの物語を、10色のコーポレートカラーをテーマに彩られた「K」のシンボルマークとして世界に向け発信しています。

2. 「FRaU」

女性を中心にSDGsの認知を広げ、出版業界におけるSDGsのリーディングメディアとして評価を受けています。また、SDGsアクションを促す「FRaU×SDGsプロジェクト」を実施しています。

3. 「もったいないばあさん」シリーズ

「ものを大切にしながら生活する」という基本的な考え方を教えてくれる絵本。
環境省との共同事業「もったいないばあさんプロジェクト」では、AEPW(廃棄プラスチックをなくす活動をしている非営利団体)の協賛で6ヵ国語(日英仏西中印)のアニメが作られました。インドでは「読み聞かせキャラバン」を実施。多言語に翻訳され“SDGs絵本”として世界中で読まれています。

4. 「おはなしSDGs」シリーズ

テーマ学習の教材としても使用可能な、子供のためのSDGs入門書シリーズ全10作を刊行。SDGsの内容や意義を、物語を通してわかりやすく伝えます。

5. 講談社SDGs

講談社SDGsはビジネス向けSDGs情報メディアです。様々な企業のSDGs取り組み事例の紹介や、関連キーワードの解説、有識者によるコラム等を発信することで、企業のサステナビリティ推進を支援しています。

講談社SDGs Webサイト画面キャプチャ








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