こんにちは、maru-shikakuです。
ついに先月10月末をもって「まあるい頭をしかくくするブログ」は一周年になりました!
グーグルで調べものをしてると、やけにマニアックで長い記事を書くなーというひとのブログがたいていはてなブログ。
そういうところが気に入って、はてなを選び1年。
案外あっという間でした。
もう1年経ったの?という感じ。
ブログは最初の3ヶ月が一番難易度が高いのですが、半年も経てばブログが生活の一部になってしまいます。
ここまで続けられたわけを自分なりに分析したら
- アクセスを増やして自信を持つ。
これが大きいです。やっぱり読まれるために文章書いてるわけですから。
以前は毎月やってたPV報告をしてもいいのですが、面白くなくなってやめちゃったし、
1年経ったからそろそろ先輩面してもいいかなーと思いまして…
今回ははてなブログを1年間継続するための方法を書きます!
- ブログを始めたばかりでアクセスがなくて困ってる人
- ブログを始めたけどスタートをミスって更新が途絶えてる人
特にこんな方たちに役に立つ方法を書いていきます。
目標としては、1年以内に1万PV以上。
頑張れば到達できる可能性が高い数字です。
それでは、ブログを開設するところから。
この記事はそこそこ長いので、かいつまんで読んでもらっても構いません。
ブログを開設したらテーマをざっくり決めよう!なんでもいいから書こう!
ブログ開設時、一応なんらかのテーマに沿って記事を書いていきます。
このテーマは途中で変えてもいいし、追加してもいいです。とにかく書けることを書いていこう。
わたしの場合は「カメラと写真撮影」という一つのテーマ+その他雑記記事という位置付けでスタートしました。
今じゃ、追加したテーマ「美術展感想」記事のウェイトが大きくなって、カメラと写真撮影と2大柱。
昔ハマってた絵画鑑賞の趣味をブログのために掘り起こしたら、意外と自分書けるなーということでシリーズ化してます。
テーマについては、以下の流れで固めるのがオススメです。
- 最初なんでもいいから書く
- 書くことがすぐ浮かぶ分野、反響が大きい分野に絞る(要は得意なテーマ)
- 1〜3つのメインテーマで記事を積み重ねる(できるなら4つでも5つでも構いませんし、ブログを複数持ってもいい)
得意と言っても、最初からエキスパートである必要はなくて、ブログとともに勉強しながら記事を書いていけばいいです。
好きなテーマといったほうがいいかも。
勉強や調査が苦にならないテーマということですね。
【追記】2019年3月のグーグルアップデートでアクセス低下の被害にあった方が非常に多いです。
とくに
- 書く内容に一貫性がない雑記ブログをやってる方。
- 医療系ワードで検索上位をとってる医者じゃない方(わたしは禁煙ワードで順位低下になりました)
以前も言われてることですが、今後Googleはますます専門家重視の傾向です。
雑記ブログでは、一貫性がない中に1テーマ10記事以上かけそうな柱を何本か作る(つまり戦略を考えた上で記事数が必要)。
医療系では専門家が書きそうな内容を避ける。(でも難しい)
より勉強が重要になりました。勉強して大手企業、公式HPが書けない内容を充実させるのが良さそう。
誰からも読まれないブログから脱却。読者とアクセスを増やすポイント
まずはグループに登録
ブログ初心者でどんなに下手くそな記事でも必ず誰かに見られる場所、それがグループです。
はてなブログの管理画面→グループ
から入れます。
登録の数は制限なしなので、雑記ブログだったら手当たり次第グループに参加するのも手です。それだけ露出量が多くなりますから。
わたしは「写真・カメラ」というグループに参加してます。
一眼で撮影した記事は全て、投稿と同時に「写真・カメラ」のタイムラインに流れるように設定しているので、誰かしらに見られる可能性があります。
グループ内のすべてのブログの新着記事が流れるので、埋もれる速度もマッハなのですが、運が良ければそこを通じて読者になってくれる方が現れるかも。
ちなみにこちらから趣味が合いそうなブログはないかな?と探す時も便利。
わたしはあんまり読者を増やす派ではないので滅多にやりませんが、たまーにグループをのぞいて気に入った人のブログを読者登録します。
「こんなブログもあります」とは?
- はてなブログの管理画面→購読中のブログの右端っこ (PC)
- 購読中のブログ→探すボタンから (はてなブログのスマホアプリ)
にあるブログ一覧です。
アプリの場合は「おすすめブログの新着」という表示。
わかりづらい場所にあるけど、グループの次に新人が露出するのはここです。
ブログ開設数ヶ月以内で、ある頻度でコツコツ記事を書いてる人が載るシステムです。
具体的な数字はわかりませんが、私の場合、
- 2,3日に1記事投稿して、20日くらい経った頃
に50人くらい読者が増えたので、それくらいのタイミングかと。
確か、1日に2記事アップしたときだったので、連投がトリガーだったかもしれません。
1日1記事は厳しくても、とにかく多く記事を書いた方がブログの練習にもなるし、グループや「こんなブログもあります」で注目される確率が高くなります。
タイトルは具体的に
「こんなブログもあります」に掲載されても、それだけではダメです。
ブログのタイトルと合わせて、最新記事のタイトルが掲載されますので、記事のタイトルがいい加減だったり、中身がよくわからないと素通りされてしまいます。
わたしは特に「こんなブログもあります」は意識していなかったのですが、タイトルはちょっと工夫しました。
と言っても大したことはしてません。
なるべく具体的に書くことです。
【2017/11/9 箱根紅葉情報】箱根 芦ノ湖を散策しました。 - まあるい頭をしかくくするブログ
【2017/11/13 鎌倉紅葉情報】鎌倉 源氏山公園を散策しました。 - まあるい頭をしかくくするブログ
【2017/11/24 箱根紅葉情報】箱根美術館を散策しました。 - まあるい頭をしかくくするブログ
【2017/11/27 鎌倉紅葉情報】北鎌倉 円覚寺を散策しました【ジェイクにも会ったよ】 - まあるい頭をしかくくするブログ
上の4つの記事は箱根と鎌倉の紅葉具合について書いたものです。
懐かしいなー。今年はどれくらいできるかなあ?
タイトルには、場所はもちろん、具体的な日付を入れて情報を限定しています。
これが日付を抜かすと、単に紅葉狩りに行ってきただけって感じでインパクトがありません。
まあタイトルもそうですが、1ヶ月に箱根と鎌倉に何度も行く人はそういないので、そこも注目される原因だったかもしれません。
何事も最初は多少無理した方が軌道に乗りやすいですもの。
それに新人というだけでそれなりに注目されやすいというアドバンテージがあります。
ブログのコンセプトミスでスタートダッシュに失敗し、更新が途絶えてしまった人は、ブログを新たに作るのがいいです。
また新人に生まれ変わりますから。
タイトルと同じく記事の内容も大事なのですが、それはグーグルで読まれる記事とは?で説明します。
はてなでもグーグルでも、読まれる記事は大体一緒なので。
はてなブックマークに載るとアクセスが急増する
今は亡き「写真・カメラ」のカテゴリ別特集に載った記念の画像。
ブログの読者さんから「ブックマーク(通称ブクマ、bkm)」されると、「はてなブックマーク(通称はてブ)」のカテゴリ別新着、人気エントリーに掲載されます。
そうなるとアクセスが急増。
嬉しいし、自信に繋がって、ブログを続けたくなります。
ここがはてなブログのいいところ。
だいたいブクマ数4〜6くらいで載ります。
はてブの掲載アルゴリズムは日々更新されてて、掲載される数字は今後も変わります。
【追記】2019年現在、はてブに載る可能性があるブログは初めて数ヶ月の新人か、有名ブログ、大手公式ブログのみとなりました。スタートダッシュを決めるのであれば、はてなブログを選択する価値があります。
新着、人気エントリーの他に特集というのがあります。
カテゴリ別の、さらに細分化されたジャンルの記事が集まってて、特集に入ると比較的長く掲載されるので、積極的に狙いたいところです。
わたしの記事の場合、「暮らし」や「学び」のどちらかにカテゴライズされるのですが、例えば「暮らし」の場合、
- 結婚・子育て
- 住まい
- お金
- 雑貨
- グルメ
- 運動・エキササイズ
- ファッション
- カルチャー・ライフスタイル
- 掃除・整理整頓
- はてなブログ(暮らし)
これだけジャンルがあります。
ジャンルにピタリと当てはまる記事、例えばグルメ記事ではてブに掲載されると、新着・人気エントリーの他に特集にも入る可能性が高いので、カテゴリ別のジャンルから書くネタを決めるという手もあります。
たまに記事のカテゴライズが変なとこに行ったりして(撮影記事が「世の中」に行ったり)、アクセスが集まらない場合もあるので、ジャンルに収まる記事はその点で安定してます。
わたしの場合、撮影の記事がほとんどで、「暮らし」→「写真・カメラ」がそうだったんですけど、なぜか廃止されました(早く復活してくれ!)。
今はもう一つの柱、美術展感想記事が、「学び」→「芸術」に掲載されることがあります。こっちは大丈夫そう。
はてブ掲載→スマートニュース、グーグルおすすめの記事に掲載で上がり
こちらは脱初心者向けの話。
はてブは超初心者にとってはいいアクセス源になりますが、運営開始数ヶ月になると、ちょっと物足りません。
はてブ掲載をきっかけに他のメディアに拡散されて、そこからアクセスに火がつく場合もあります。
それがスマートニュース、グーグルおすすめの記事(通称グーグル砲)です。
掲載条件は良く分かりませんが、記事投稿→はてブ掲載後、一定のアクセス流入が短時間にあると載る感じです。
はてブだけじゃなくても、twitter、検索でも、どこからでもいいから記事を投稿して半日〜1日以内に人がわーっと来たら可能性ありです。
↓人生初のグーグル砲を受けた記事。ブログ開設2ヶ月目で起きたことなので、ブログ初心者とか関係なく、タイトルと内容で決まります。
確認方法
グーグルアナリティクス(どの記事がどこを経由して読まれているかを分析するグーグルのサービス)を使います。わからない方はググってください。
ユーザー(集客別)→ ユーザー(参照元/メディア別)にて
- スマートニュース:smartnews.com
- グーグルおすすめの記事:googleapis.com、もしくは急激な検索流入
から人が来てたら確定です。
記事のジャンルによってアクセス流入の大小はありますが、わたしが確認した中で多いものだと1日3000PVぐらいになります(記事が万人向けになればなるほどもっと増える。万超えのアクセスを稼ぐ方も当然います)。
これがあると単純にアクセスがいっぱいあるので楽しいし、
おっ、あのサイトはアクセスが集まってるな、とグーグルが判断して、サイト内の記事全体の検索順位が上がったりする可能性もあります。
ここまでははてブを使ったアクセスアップの方法。
最初はどうしても検索されませんので、SNSに頼った集客で自信をつけるとブログが楽しくなります。
次はアクセスの大半を占める、グーグル検索で読まれる記事についてです。
タイトルのつけ方とか、いまだによくわからないし、自分もまだまだ勉強中ですが、多少なりとも見つけたセオリーを書きます。
グーグルで読まれる記事とは?
「面倒くさい」ことをする
なぜまとめ記事が人気なのか?
→まとめる作業が面倒くさいからです。
なぜ商品レビュー記事が人気なのか?
→商品を買うのが面倒くさいし、写真を撮ったり性能をまとめたり感想を書くのが面倒くさいからです。
とまあ、こんな感じでブログを書くだけでも面倒くさいのに、素材を探して編集する、もしくは素材を自分で作って編集するというのはもっと面倒くさい。
実はそこにこそ他の人と差が出て来ます。
作業の結果に価値が生まれます。
ブログは費やす時間が大事だとよく言われますが、面倒くさい作業に時間がかかるからなんですね
再現ができる
基本的に記事を読んだら、その記事の内容通りのことをしたくなりますよね。
- 商品レビューだったら、その商品を買いたくなる
- 撮影記事だったら、同じような写真を撮りたくなる
読んだ人ができるだけ簡単に再現できるように、色々情報を書いていけばいいんです。
5W1Hを押さえておけば間違いない。Whoは決まってるか。
「いつ、どこで、(誰が)、何を、なぜ、どうやって」を上の例に当てはめるとこんな感じ。
商品レビュー:いつでも買える? どこなら買える? どの種類のものを買えばいい? なぜそれが必要? どうやったら(お得に)買える?
撮影記事:いつ、どの時間帯で撮れる? どこで撮れる? どういう方法で撮ればいい? そこじゃないと撮れないの? どんなカメラ、レンズだったら撮れる?
わたしはがっちり全部を書くわけじゃないけど、気づいたことは大体書いてると思います。
ここまでをざっくりまとめると、できるだけ詳しく書くということですね。
マニアックを恐れない
わたしの書く記事は、基本的に狭い分野のさらに狭いとこをついてます。
例えばソニーα専用マウントアダプターの記事。
めっちゃマニアックですよね。
分野外の人にとっては一文字も意味がわかりません。
けれど、求める人は日本のどこかにいます。
それについて書いている人が少ないので、ちょっと評価されるような記事に仕上げれば、検索順位上位は確実で、毎日10PVは読まれます。
はてブなどのSNSで多少なりともPVを稼げるようになったら、自分が気になった知名度の低いものとか、自分のほうが詳しく書けそう、というネタについて書いてみると、着実にアクセスが増えていきます。
お城が出来たら、お堀を固める。内部リンクは大事。
「まずは100記事書いて」
という意見をよく聞きます。
100記事淡々と書き続けられるひとはそう多くないと思いますので、この言葉はちょっと説明足らずかも。
はてブを使った集客で自信をつけつつ、たまに検索上位に記事が載ることで書くことがより楽しくなった結果、100記事に到達していたというのが理想です。
で、グーグルアナリティクスを見ます。
あまり書かれてないネタを詳しく書き続けていくと、
1日に10〜30PVを集めている記事が一つはあるはずです。
その記事は他の人の記事より良い評価をもらっている記事。
大事にしましょう。そして、情報をさらに完璧に仕上げましょう。
その記事自体に情報を足してもいいですし、ちょっと話題がそれるなと思ったら、関連する記事ということで別記事にして、内部リンクを挿入します。
内部リンクとは、ブログ内の記事へのリンク。
さっきもリンクを貼りましたが、再度。
はてなブログの場合、ブログ編集画面のサイドバーに「過去記事貼り付け」という名目で内部リンクが可能です。
内部リンクはたいてい記事の最後に1つか2つ置いておくことで、クリックされやすいです。
そうすれば、1人の人が2記事も3記事も読んでくれる確率が上がって、結果PVが増えます。
効果はそれだけじゃない。
すでに検索順位が高い(評価されてる)記事から内部リンクで飛ばすことで、評価を上げてほしい記事が読まれて、その記事も検索順位が上がります。
ここ重要。
書く方も、0から1にするより、1から2や3、4にする方が楽に書けますし、
ネタに困った時にも、過去の記事の付け足しで1記事書けちゃう。
こうすることで、1日10PVの記事が増えていきます。
ちなみに1日10PVの記事は、月300PV。
それが35記事あれば、300PV×35=10500PV
実際は1日20とか30PV、それ以上の記事を発掘することもあります。
こうして考えると、1万PVはそこまで無理な数字ではないですよね。
お金を稼ぐということ
具体的な金額はいいませんが、わたしの先月10月の実績はアドセンス+amazon・楽天アフィリエイトでざっくり、
Neewer 35mm F1.7 2個ぶんの金額になります(承認前成果額)。
スキルアップが一番の目的で、収益については数千円あればいいなと思ってたので、ここまでお金が発生して正直びっくりしてます。
さて本題、稼ぐということについてわたしの見解です。
不幸にしてお金がかかる趣味を持ってしまったので、少しでも足しにしようと思ったのが一つ。
それと特に家族がいる人。
ブログで稼ぐというのは一つの免罪符のような気がします。
今までは収益を考えずにブログを続けてきたので、
「子供の世話で忙しいのに、夜に何をカタカタやってるんじゃ」
という嫁さんの目線が痛かった^^;
それが先日、アドセンスのPINコードが郵送されたのをきっかけに、ブログでお金が発生してるよと言ったら、目の色が変わりました笑。
だいぶやりやすくなったので、月に1000円でもいいから、稼げると思ったら独自ドメインにしてアドセンス申請してみてはいかがかと。
最後に
ブログはとにかくコツコツ継続して、時間をかければかけたぶんだけ成果が伸びます。
SNSや検索でアクセスがアップすると頑張れますよね。
ただし、それだけじゃない。
わたしがこれまで書いてきた記事について、実生活で会話できる人が皆無。
リアルでは話が合わないことでも、ネットでは必ず共感してくれる人がいます。
ここがネットの素晴らしいところ。
話したいことはどんなこともブログに書けば、スッキリします。ちょっと工夫すればいろんな人に読んでもらえます。
ここまでアクセスアップの方法を書いてきてこんなことを言うのもなんですが、
なんでもいいからなにかを伝えたい!という気持ちでブログを続けたほうが楽しいし、頑張れますよ。
日本のどこかにいる数人にでもいいから、求められるネタを書き続けたら、PVや収益は勝手についてくるものです。
文章ばかりで、無駄に長い記事を書いてしまいました。
が、今まではてなブログのお世話になってきたので、恩返しという意味でこういうのもありかなと思って書きました。
はてなにはいろいろ思うこともあるけど(特にブログテーマデザインとか。有料でもいいからかゆいところに手が届くテーマはないものか)、
ここまでこれたのは、はてなブログがあったからこそです。
1人でも参考になってもらえたら嬉しいです!
これからもよろしくお願いいたします!