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本書において、著者は小説の合間に、ラジオ、映画、スポーツ放送、ビデオ、演劇等の台本の形式を挟みストーリーを展開させ、結末を小さな新聞記事で締め括っている。そして不気味なマザー・グースの歌が、二人の女性の間で揺れ動く一青年のやるせない青春像を、鮮やかに浮き彫りにする。1940年代後期のアメリカの地方都市を舞台に、ブラウンが趣向を凝らして描く初期長編異色作。
フレドリック・ブラウン
1906年アメリカ生まれ。新聞社、雑誌社などに勤務のかたわら、執筆を開始。1947年刊行の『シカゴ・ブルース』で、アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞最優秀新人賞を受賞。多くのミステリ、SF、ファンタジーを発表した。代表作は『真っ白な嘘』『不吉なことは何も』『通り魔』『不思議な国の殺人』『3、1、2とノックせよ』『未来世界から来た男』『天使と宇宙船』『スポンサーから一言』など。奇抜な着想と軽妙な話術で描くショートショートの名手。1972年没