アトレチコ・パラナエンセ

アトレチコ・パラナエンセ
原語表記	Club Athletico Paranaense
愛称	Furacão da Baixada
クラブカラー	赤; 黒
創設年	1924年
所属リーグ	カンピオナート・ブラジレイロ; カンピオナート・パラナエンセ
所属ディビジョン	セリエA; セリエ・オウロ (1部)
ホームタウン	パラナ州・クリチバ
ホームスタジアム	; アレナ・ダ・バイシャーダ
収容人数	42,372
代表者	ルイス・サリン・エメッジ
監督	ウェズレイ・カルヴァーリョ（英語版）
公式サイト	公式サイト
	■テンプレート（■ノート）■サッカークラブPJ

アトレチコ・パラナエンセ（ポルトガル語: Club Athletico Paranaense）は、ブラジル・パラナ州クリチバをホームタウンとする、カンピオナート・ブラジレイロに加盟するプロサッカークラブ。

「パラナエンセ」とは「パラナ州の人・物」を表すポルトガル語で、他地域にある「アトレチコ」と名の付くクラブを区別する為、通常はパラナ州の略称『PR』と組み合わせて「アトレチコ-PR（Athletico-PR）」と表示される。なおアルファベットの綴りについて同名の他チームと違い、中に「h」を入れている。（ポルトガル語ではhを発音しないため、「Atlético」と綴る他のチームと読み方は変わらない）

通称は「furacão（ハリケーン）」と呼ばれる。

歴史

1924年 3月21日、それまでクリチバに存在したインテルナシオナルFCとアメリカFCという二つのクラブの合併が発表され、5日後の3月26日にアトレチコ・パラナエンセが正式に設立された。

1990年代に入ってからはクラブ施設の強化に力を入れ、2001年には2001 カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA優勝、2005年にはコパ・リベルタドーレス決勝進出を果たすまでになった。

2005年には京セラドキュメントソリューションズのアメリカ支社が2008年までのスタジアムの命名権を取得し、京セラアリーナという名前に変わった。

2013年12月8日、セリエA第38節、ホームにヴァスコ・ダ・ガマを迎えた試合の最中、観客席で重傷者3名を出す大規模な暴動が発生。アトレチコ・パラナエンセは、罰金と無観客試合などのペナルティを科された^[1]。

2022年2月16日、カンピオナート・パラナエンセ（パラナ州選手権）の対コリチーバFC戦で両チームのファン同士で暴動が発生。その結果パラナ州スポーツ司法裁判所より2023年1月のホームでの試合を無観客試合に罰せられる。両チームが上訴の上、結果として女性と12歳未満の男子のみスタジアムの入場が許されるようになる。2023年1月15日コリチーバvsアルコ戦での女性と子供のコリチーバサポーターが集まり、次週の1月22日アトレチコPRvsマリンガFC戦の試合で32000人の女性と子供のみのアトレチコPRサポーターの観客・応援団を集めた。

タイトル

国内タイトル

カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA : 1回
- 2001

カンピオナート・ブラジレイロ・セリエB : 1回
- 1995

セレティヴァ・パラ・ア・リベルタドーレス : 1回
- 1999

カンピオナート・パラナエンセ : 23回
- 1925, 1929, 1930, 1934, 1936, 1940, 1943, 1945, 1949, 1958, 1970, 1982, 1983, 1985, 1988,
  1990, 1998, 2000, 2001, 2002, 2005, 2009, 2016

コパ・パラナ : 2回
- 1998, 2003

トーナメント・トップ : 6回
- 1936, 1947, 1955, 1958, 1987, 1988

国際タイトル

コパ・スダメリカーナ : 2回
- 2018, 2021
Jリーグカップ/コパ・スダメリカーナ王者決定戦 : 1回
- 2019

過去の成績

セリエA優勝	セリエA準優勝	上位リーグ昇格	下位リーグ降格

年度	所属	順位	勝点	試合	勝	分	敗	得点	失点
1977	セリエA	45位	13	13	3	5	5	19	21
1978		62位	11	18	3	5	10	10	23
1979		11位	19	19	6	7	6	17	16
1980	セリエB	25位	9	7	2	5	0	5	3
1981	セリエA	不明	—	—	—	—	—	—	—
1982		32位	2	6	0	2	4	2	9
1983		4位	28	24	11	6	7	32	28
1984		11位	21	20	7	7	6	24	21
1985		不明	—	—	—	—	—	—	—
1986		18位	29	26	9	11	6	27	17
1987	MA	3位	20	17	6	8	3	18	11
1988	セリエA	19位	31	23	5	11	7	18	17
1989	セリエA	19位	19	18	4	11	3	18	13
1990	セリエB	2位	27	24	7	13	4	22	12
1991	セリエA	17位	15	19	5	5	9	27	28
1992		15位	16	19	5	6	8	19	32
1993		19位	12	14	3	6	5	14	16
1994	セリエB	6位	19	16	8	3	5	22	19
1995	セリエB	1位	65	28	20	5	3	47	20
1996	セリエA	8位	42	25	13	3	9	43	31
1997		12位	33	25	9	6	10	37	41
1998		16位	27	23	7	6	10	32	32
1999		9位	31	21	9	4	8	36	31
2000	MA	13位	39	26	11	6	9	33	30
2001	セリエA	1位	63	31	19	6	6	68	45
2002		14位	34	25	9	7	9	39	33
2003		12位	61	46	17	10	19	67	72
2004		2位	86	46	25	11	10	93	56
2005		6位	61	42	18	7	17	76	67
2006		13位	48	38	14	8	16	61	62
2007		12位	54	38	14	12	12	51	50
2008		13位	45	38	12	9	17	45	54
2009		14位	48	38	13	9	16	42	49
2010		5位	60	38	17	9	12	43	44
2011		17位	41	38	10	11	17	38	55
2012	セリエB	3位	71	38	21	8	9	65	37
2013	セリエA	3位	64	38	18	10	10	65	49
2014		8位	54	38	15	9	14	43	42
2015		10位	51	38	14	9	15	43	48
2016		6位	57	38	17	6	15	38	32
2017		11位	51	38	14	9	15	45	43

現所属メンバー

2019年 7月23日現在^[2]

注：選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。


No.	Pos.	選手名
1	GK	サントス
2	DF	ジョナタン
3	MF	ルチョ・ゴンサレス
4	DF	レオ・ペレイラ ()
5	MF	ウェリントン
6	DF	マルシオ・アゼヴェド
7	FW	ロニー
8	MF	トマス・アンドラーデ
9	FW	マルコ・ルベン
10	FW	マルセロ・シリーノ
11	MF	ニコン
15	MF	カマーチョ
17	FW	ブライアン・ロメロ
18	MF	レオナルド・シッタジーニ


No.	Pos.	選手名
20	MF	マテウス・ロゼット
21	DF	ルーカス・アウテル
23	DF	マジソン
25	GK	カイオ
26	MF	エリック
30	DF	アブネル
34	DF	ペドロ・エンリケ
38	MF	トニー・アンダーソン
39	MF	ブルーノ・ギマランイス
44	DF	チアゴ・エレーノ
77	FW	ブルーノ・ナザリオ
99	GK	レオ
--	DF	アドリアーノ
--	FW	フェリペ・ヴィゼウ

歴代監督

→詳細は「pt:Treinadores do Clube Atlético Paranaense」を参照

歴代所属選手

→詳細は「Category:アトレチコ・パラナエンセの選手」を参照

出典

^ “サッカー＝暴動発生のブラジル2チーム、合計20試合を他会場で”. ロイター (ロイター通信社). (2013年12月14日) 2013年12月14日閲覧。
^ “Equipe - Conheça os jogadores do CAP - Clube Atlético Paranaense”. www.athletico.com.br. 2019年7月23日閲覧。

外部リンク

公式ウェブサイト
アトレチコ・パラナエンセ (@athleticopr) - X（旧Twitter）
アトレチコ・パラナエンセ (clubathleticoparanaense) - Facebook
アトレチコ・パラナエンセ (@athleticoparanaense) - Instagram
アトレチコ・パラナエンセ (@athletico) - TikTok

[1] “サッカー＝暴動発生のブラジル2チーム、合計20試合を他会場で”. ロイター (ロイター通信社). (2013年12月14日) 2013年12月14日閲覧。

[2] “Equipe - Conheça os jogadores do CAP - Clube Atlético Paranaense”. www.athletico.com.br. 2019年7月23日閲覧。

[1]

[2]

表話編歴カンピオナート・ブラジレイロ 2020
セリエA	アトレチコ-PR アトレチコ-GO アトレチコ-MG バイーアボタフォゴ-RJ セアラーコリンチャンスコリチーバフラメンゴフルミネンセフォルタレーザゴイアスグレミオインテルナシオナルパルメイラス RBブラガンチーノサントス-SP サンパウロスポルチヴァスコ・ダ・ガマ
セリエB	アメリカ-MG アヴァイボタフォゴ-SP ブラジウ・ジ・ペロタスシャペコエンセコンフィアンサ CRB クルゼイロ CSA クイアバフィゲイレンセグアラニジュヴェントゥージナウチコオエステオペラリオ-PR パラナポンチ・プレッタサンパイオ・コヘイアヴィラ・ノヴァ-GO ヴィトーリア
セリエC	ボアボタフォゴ-PB ブルスキクリシューマフェホヴィアリオ-CE（ポルトガル語版）インペラトリス（ポルトガル語版）イトゥアーノジャクイペンセロンドリーナマナウス（ポルトガル語版）パイサンドゥレモサンタ・クルス-PE サン・ベントサン・ジョゼ-RS トンベンセトレーゼヴィラ・ノヴァ-GO ヴォルタ・レドンダイピランガ-RS
セリエD	ABC アフォガドス・ダ・インガゼイラアギア・ネグラ（ポルトガル語版）アウトス（ポルトガル語版）アメリカ-RN アキダウアネンシ（ポルトガル語版）アトレチコ-AC（ポルトガル語版）アトレチコ・ジ・カジャゼイラス（ポルトガル語版）アトレチコ・ジ・アラゴイニャス（ポルトガル語版）バイーア・ジ・フェイラバングーバレー（ポルトガル語版）ブラガンチーノ-PA（ポルトガル語版）ブラジリエンセカボフリエンセカウデンセカンピネンセ FCカスカヴェウカシアス・ド・スルセントラル CEOV（ポルトガル語版）コルリピ（ポルトガル語版） CRAC（ポルトガル語版）ファスト・クルービ（ポルトガル語版）フェホヴィアリアフロレスタ（ポルトガル語版）フライパウリスターノ（ポルトガル語版）ガウヴェス（ポルトガル語版）ガマグローブ（ポルトガル語版）ゴイアネージア（ポルトガル語版）ゴイアニア（ポルトガル語版）グアラニー・ジ・ソブラウ（ポルトガル語版）インデペンデンチ-PA（ポルトガル語版）イタバイアーナ（ポルトガル語版）ジャシオバ（ポルトガル語版）ジ＝パラナジョインヴィレジュヴェントゥージ（ポルトガル語版）ルヴェルデンセマルシリオ・ジアスミラソウモト・クルブナシオナル-AM ナシオナウ-PR（ポルトガル語版）ノヴォリゾンチーノパウマス（ポルトガル語版）ペロタスポルトゥゲーザ-RJ ポチグァル・ジ・モソロー（ポルトガル語版）ヘアウ・ノロエスチ（ポルトガル語版）リオ・ブランコ-AC リヴェル-PI サルゲイロサントス-AP サンカエターノサン・ルイス（ポルトガル語版）サン・ハイムンドゥ-RR（ポルトガル語版）トカンチノポリストレドゥ（ポルトガル語版）トゥバロントゥピナンバス（ポルトガル語版）ウニオン・ジ・ロンドノポリスヴィリェネンシ（ポルトガル語版）ヴィラ・ノヴァ-MG ヴィトーリア・ダ・コンキスタイピランガ-AP（ポルトガル語版）

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