2013年の「調布市花火大会」が、8月24日に開催されることが発表された。荒天時は25日に順延。同花火大会は今年で31回目を迎える。

「調布市花火大会フォトコンテストでグッドフレーム賞を受賞した作品。横浜から撮影した調布の花火。「た～まや～」（夢花火さん）

　例年、調布市の総人口を超える30万人前後の観客が来場し、関東有数の規模で知られている同大会。昨年は10月に開催され、秋の澄み渡った空に打ち上がった色とりどりの花火を多くの観客が楽しんだが、反面、肌寒い気温に震えている人も見られた。今年は夏の開催となり、天候さえ良ければ、昨年以上の盛り上がりが期待できそうだ。

　毎年早々に完売する4人がけのテーブル席などに加え、昨年新しく設置された「ゆりーとチェア」や「ペアチェア」などの有料席も引き続き販売。販売開始は来月以降を予定している。

　同花火大会は29回まで布田と多摩川の2カ所から打ち上げていたが、昨年からは布田会場のみと規模を縮小。一方で、安全を確保するための警備の予算は大きく減らせないため、厳しい収支状況の中、実行委員会では毎年企業からの協賛や市民からの募金を広く呼び掛けている。