リスト::小説家 小説家。 1963年1月27日生まれ。兵庫県出身。 『大久保町の決闘』(ISBN:4073005359 )で、デビュー。 元吉本の台本作家。 独特な文体、元台本作家らしいギャグが特徴。 小林泰三、田中啓文、牧野修と合わせて「まんがカルテット」と呼ばれる。 全般的に質が高いのだが、レーベルの読者層とのずれか、多くの作品が絶版の憂き目に会う。 近年は『アベノ橋魔法☆商店街 』のコメディリライトを手がける。
Zoom読書会 2024.09.28【テキスト】『大久保町は燃えているか』田中哲弥(ハヤカワ文庫JA)【参加人数】出席5名 <推薦の理由(参加者A)>◆推薦理由はシンプルで、すごく好きな作品だから。どう好きかは後ほど(私の順番が回ってきてから)。私のエンタメの原点でもある。◆推薦作を何にするか、今回のテキスト『大久保町は燃えているか』の他、『ブギーポップは笑わない』(上遠野浩平/電撃文庫)、『レフトハンド』(中井拓志/角川ホラー文庫)、『手を伸ばせ、そしてコマンドを入力しろ』(藤田祥平/早川書房)まで絞って悩んだ。『ブギーポップは笑わない』はメジャー過ぎる、『レフトハンド』は入手性に難あり、『…
オイモはときどきいなくなる (福音館創作童話シリーズ) 作者:田中 哲弥 福音館書店 Amazon 『オイモはときどきいなくなる』 田中哲弥著 加藤久仁生画を読む。 オイモは、小学校3年生のモモヨちゃんの家で飼っている犬の名前。変な名前だが、子犬のとき、体の色がじゃがいもに似ているので オイモと名づけられた。 オイモは外に遊びに行く。いつもは帰って来るのに、その日は帰って来なかった。でも、家族は気にしていない様子。モモヨだけが心配になって探しに行く。 河童の池を通ると、田植え前の水を満々と貯めた水田が広がる。 オイモのどこが好きか、食いしん坊でドジなところ。 あぜ道を歩いていたらレオンさんに出…