「聖職」の境界

思い付きだけなのだが、詳細を検討するとまた書けなくなるので、勢いで書いてしまおう。


教師・医師・介護福祉士の問題を、「労働問題」として一度整理する必要があるのではないか。 - 想像力はベッドルームと路上から

記事の主旨に異論は無い。が、その範囲が気になった。
なぜ「教師・医師・介護福祉士」なのだろう。


いきなり結論を書けば、「拒否できない」と云うことではなかろうか。
私企業では、その時々のマンパワーに合わせて依頼を断ることができる。飲食業などのサービスでも、最終的には「他のお客様の迷惑になりますので」の一言で断れる。

しかし、病院が患者の受け入れを拒めば、最近のニュースで幾つかある様に非難に晒されることになる。学校に関しても「義務教育」であれば拒むことはできないだろう。この点、私立学校と公立学校は分けて考えた方がいいかもしれない。


思い付きだけで申し訳ないが、仮にこの「拒否できない」ことが要因の一つであれば、そのままでは「労働問題」として整理するのは難しいと感じる。社会保障と絡めることになろうか。


果たして、
医者は患者を拒めるのか?
教師は生徒を拒めるのか?
介護福祉士は要介護者を拒めるのか?

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