Menu
エコーニュースR(2015年5月〜)はこちら

LINEへの質問と回答:「韓国政府には傍受されていない」という森川社長ブログの根拠について

2014年6月19日11時11分

LINEへの質問と回答:「韓国政府には傍受されていない」という森川社長ブログの根拠について

以下の通り、お問い合わせして本日17時に一度ご回答をいただいています。


一 質問


韓国政府によるLINEの傍受に関するFACTAのものと思われる報道について、本日の森川社長が、下記のブログ記事で触れておられた内容を、貴社に正式に確認させて頂きたく存じ上げます。


( 森川社長ブログ  http://moriaki.blog.jp/archives/1988243.html

( FACTA記事リンク http://facta.co.jp/article/201407039.html )


1’’一部記事で、韓国政府機関が当社サービス「LINE」の通信内容を傍受している旨の記載がありましたが、そのような事実はございません。’’


(1)これは、どのように確認されたのでしょうか。

(2)韓国政府へ確認したという理解でよろしいでしょうか。また、他にも(3)FACTA、日本政府、その他の箇所へ確認を実行された事実はありますでしょうか。


2 ’’記事では、LINEシステム自体ではなく、外部との通信ネットワーク上に関して傍受があったとされていますが、LINEはシステム内であってもシステム外の通信ネットワーク上であっても安全です。LINEの通信は、国際基準を満たした最高レベルの暗号技術を使って通信されていますので、記事に書かれている傍受は実行上不可能です。’’


(1)「国際基準を満たした最高レベルの暗号技術」の規格名に付いて、お伝えください。

(2)御社が理解しておられる「記事に書かれている傍受」の方法、態様について、定義をお伝えください。


3 ’’LINE内のデータが他社に漏洩した旨の記載がありますが、全くの事実無根’’

(1)データが漏洩していないという確認は、いかようになさいましたでしょうか

(2)「記事が事実無根」であるかどうか、すなわち何らかの根拠があるかどうかの確認は、FACTAさま(あるいは同内容を報じた報道機関)になさいましたでしょうか。

(3)内部および親会社、子会社経由でのデータ漏洩もないと確認できましたでしょうか?


では、本日5時までに(1)以上の項目にメールご回答いただくか、(2)回答に遅れの出る項目がありそうな場合にはその旨と回答に要する時間を改めてご連絡ください。


以上。


二 LINEさんからの回答


1 ’’一部記事で、韓国政府機関が当社サービス「LINE」の通信内容を傍受している旨の記載がありましたが、そのような事実はございません。’’

(1)これは、どのように確認されたのでしょうか。

(2)韓国政府へ確認したという理解でよろしいでしょうか。また、他にも

(3)FACTA、日本政府、その他の箇所へ確認を実行された事実はありますでしょうか。


→弊社内で技術的な確認を行ったところ、これまでにLINEの通信データが、傍受・外部送信などがの不正アクセスがあったという形跡がない、ということが確認ができています


———————

2 ’’記事では、LINEシステム自体ではなく、外部との通信ネットワーク上に関して傍受があったとされていますが、LINEはシステム内であってもシステム外の通信ネットワーク上であっても安全です。LINEの通信は、国際基準を満たした最高レベルの暗号技術を使って通信されていますので、記事に書かれている傍受は実行上不可能です。’’

(1)「国際基準を満たした最高レベルの暗号技術」の規格名に付いて、お伝えください。

→詳細はセキュリティ保持のためお答えすることができません。

(2)御社が理解しておられる「記事に書かれている傍受」の方法、態様について、定義をお伝えください。

→記事に書かれております通り、外部との通信ネットワーク上においての通話データの傍受と理解しています。傍受の方法につきましてはセキュリティー保持のため、お答えすることができません。


———————

3 ’’LINE内のデータが他社に漏洩した旨の記載がありますが、全くの事実無根’’

(1)データが漏洩していないという確認は、いかようになさいましたでしょうか

→弊社内で技術的な確認を行ったところ、これまでにLINEの通信データに、傍受・外部送信などの不正アクセスがあったという形跡がない、ということが確認ができております。

技術的な確認の詳細については、セキュリティー保持のため、お答えできません。

(2)「記事が事実無根」であるかどうか、すなわち何らかの根拠があるかどうかの確認は、FACTAさま(あるいは同内容を報じた報道機関)になさいましたでしょうか。

→現状、FACTA様へご対応については検討中です。

(3)内部および親会社、子会社経由でのデータ漏洩もないと確認できましたでしょうか?

→はい、確認できています。

———————


以上、ご確認の程、何卒よろしくお願いいたします。

*6月24日、午前に以上の質問を踏まえた上でもう一度ライン社へ質問しています。質問内容のリンクはこちらをクリックください。


**その回答を頂いたので、こちらに記事化しています。「LINE社「韓国へ通信データが傍受されているかは、韓国政府に確認したかどうか答えられない。だが傍受されていないのは確実だ」」


次ページ:捕捉

 

人気記事ランキング
 

    まだデータがありません。

ページトップへ戻る

pFad - Phonifier reborn

Pfad - The Proxy pFad of © 2024 Garber Painting. All rights reserved.

Note: This service is not intended for secure transactions such as banking, social media, email, or purchasing. Use at your own risk. We assume no liability whatsoever for broken pages.


Alternative Proxies:

Alternative Proxy

pFad Proxy

pFad v3 Proxy

pFad v4 Proxy