Kyoko Shimbun 2014.02.20 News

サガ×滋賀県? 「滋賀・フロンティア」画像が掲載 これは嘘ニュースです

県公式HPに掲載された「滋賀・フロンティア」の画像
 19日、スクウェア・エニックスの人気ゲーム「サガ」シリーズと佐賀県のコラボ企画「Romancing(ロマンシング)佐賀」プロジェクトが発表され、ゲームファンの注目を集めたが、翌20日未明から滋賀県の公式ホームページに「滋賀Frontier」という謎の画像が掲載されている。

 19日に発表された「Romancing佐賀」プロジェクトは、今年生誕25周年の節目を迎える「サガ」シリーズと佐賀県が共同で行う地域振興企画。すでに同作をモチーフにした「Romancing佐賀」特設サイトがオープンしているほか、3月13日からは六本木ヒルズ(東京都港区)で、サガシリーズのイラストを手掛ける小林智美さん描き下ろしの有田焼大皿を展示、サガと佐賀によるコラボ商品やコラボフードなども提供される予定だ。

 「待望の新作発表ではないか」という大方の予測をくつがえした今回の発表に、ネット上では大きな注目が集まったが、翌20日未明、滋賀県の公式ホームページにひっそりと「滋賀Frontier」の画像が掲載された(写真)。湖面に浮かぶ竹生島を背景に「滋賀Frontier」のロゴと、カタカナの「シ・ガ」をそれぞれあしらった県章が掲載されているが、画像からそれ以上を読み取ることはできない。

 現時点での詳細は不明だが、「昨日に続いて、サガ×滋賀のコラボ企画が連続で発表されるのではないか」という期待の声があがる一方、「語呂として苦しい」「セガと組め」など、企画そのものを疑問視する声もあり、公式発表が待たれる。

 地域振興に詳しい京都大学経済学部の坂本義太夫教授(連携論)は「滋賀県と佐賀県は全国的な知名度で長らく接戦が続いている。この数年、滋賀県のイメージが好転しない状況にあることから、今回の『滋賀Frontier』プロジェクトは、佐賀県の独断専行に焦った滋賀県の報復措置ではないか」と話す。

 (追記:午前8時現在、公式ホームページ上から当該画像は削除され、通常ページに戻っている。)

【用語解説】:「サガ」シリーズ
 1989年、ゲームメーカーのスクウェア(現スクウェア・エニックス)が、任天堂の携帯ゲーム機「ゲームボーイ」で発売した「魔界塔士Sa・Ga」から始まる一連のシリーズ。
 武器屋の店員が客である主人公に向かって「なんのようだ!」と罵声を浴びせる、最後の敵である「神」をチェーンソーでバラバラにすることができる、ラスボス手前でセーブすると戻れないなど、ゲームとしてのエキセントリックさに定評がある。また、ゲームミュージックの名手として名高い伊藤賢治氏が注目を集めたのも同作がきっかけだとされる。

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