�@名付けてET-73改なんつってｗ	�Aもちろん逆付けも出来ます	�B正規専用フードET-74との比較１	�C正規専用フードET-74との比較２

先日のキャッシュバック最終日にEF70-200mmF4LISを衝動買いしてしまいましたｗ
同F2.8LISIIをかなり無理して購入したので、この焦点域でもう他に買うズームは
ないと思っていたのですが、やはり2.8LISIIデカいです重いですｗ 気合の入った
撮影時や明るいＦ値が必要な際は、勿論今後もF2.8LISIIに出動して貰うのですが
普段気楽に持ち出せて尚且つ描写に定評のある本レンズも防湿庫の仲間入りです。
結果、大満足！この軽量コンパクトでこの描写、更にＣＢ利用でお買い得でした。

さて悪名高い専用フードET-74ですｗ 確かに皆さんの仰る通り、スリムなレンズの
全てを台無しにしていると言っても過言ではない（？）このデカさ。もうちょっと
何とかならなかったのかと私も思いました。さらに厄介なのが他レンズのフードが
一切流用できない唯一無二のフード径。皆さん我慢して使っておられるのでしょう。

そこで変なとこ意地っ張りな私は「だったら、自作してやる！」と一念発起（？）。
ふと手元にあるレンズ群のフードを見ると、EF100mmF2.8L マクロのフードET-73が
サイズ的に使えそうです。早速ET-73をポチっとな。付属のフードは保管しておき、
バヨネット部だけを切り出すパーツ取りにET-74もポチ。そうです純正フード２つを
合体させるのです！あぁ、なんという壮大な手間とコストのかかる計画ｗ とはいえ
ポチった以上後には引けません。苦労して切り出したET-74のバヨネット部を、逆に
バヨネット部を削り落としたET-73（あぁ74だの73だのややこしいｗ）に移植します。
回転させて取り付けるフードなので横方向の強度も考えて、しっかりと固定し接着。

最後にフード末端径が小さくなった為70mmの広角端でケラレが発生してしまうので、
フード末端を削ります。これで完成！見た目もスリムで（ET-74よりは）カッコよく
なったのではないかと思います。特に効果抜群なのがバッグ収納時のフード逆付け。
かなりコンパクトになった気がします。実際のフード末端直径の差なんて10mm程度
なんですが、形状が段差もなくストレートなおかげで数値以上にスリムな印象です。
純正フードを流用しているのでもちろん内側に植毛があり、フードとしての役割は
しっかり果してくれそうです。あとは実用での耐久性ですね。考えられうる対策は
講じてある（つもり）なので大丈夫とは思いますが、こればかりは使ってみないと。

いやしかし手間かかりましたね〜ｗ 私はモデラー経験が殆んど無いので余計です。
あれこれ悪戦苦闘しながらも、結果は上々。楽しかったです。私は基本フード色は
黒の方が好みなので一部の方がされているようなペイントする予定はありませんが
制作中にこのフード形状を活かした、ちょっとしたカスタマイズ案が浮かんだので
また近いうちにチャレンジしてみようかな、と思っていますｗ うまく仕上がったら
また報告させて頂きますね。

毎度恒例の長文になってしまいましたｗ ホントこの癖なんとかしないと、そのうち
誰にも読んで貰えなくなるなｗ 最後までお付き合い頂きありがとうございました。

書込番号：16145295

9点

ナイスです。
素晴らしい！ET-73改♪

知らない人が見たら「これ純正です」ですと言っても判りません。
現に二コン使いの私、え？どっちが純正？と思いましたから（笑）

良いものを見せていただきありがとうございました。

書込番号：16145458

0点

Masa@Kakakuさん　こんにちは

　すばらしい出来ですね〜！
　お見事です！！

書込番号：16145617

0点

撮影時には大きいフードで問題ないのですが、カメラバッグに入れる時に困りますね。
メーカーに要望しても対応してくれないでしょうし、こういうことが上手にできると便利ですね。

書込番号：16146149

0点

凄いですねー、ここまでやるか！って感じです。
ただただ感心。

接着剤とか、どんなものを使われたのでしょうか。
脱着に耐えられる強度とか考慮すると、かなりしっかりと
接着してやる必要がありそうです。

接着部分の仕上がり状態とか、差し支えなければアップで
見たい！宜しくお願いしますm(__)m

書込番号：16149835

0点

>>虎819さん

ありがとうございます。「どっちが純正？」なんて、最高のお褒めの言葉ですねｗ
頑張った甲斐あって、見た目は違和感なく仕上がりました。


>>C'mell に恋してさん

ありがとうございます。新品のフードにドリルぶち込んだ瞬間は心が痛みましたｗ
シロートがやったにしちゃ、上出来ですよね。もう一度同じ事やれって言われたら、
「いやちょっとそれは勘弁してお願い」状態ですがｗ


>>じじかめさん

ありがとうございます。そうですよね〜、一番困るのが収納時です。結果うまい事
いきましたが、自信は全然まったく無かったですｗ よくこんな事始めたなオレ、と
作業中ずっと思ってました。

書込番号：16152756

0点

�@ET-74で使うのはこれだけですｗ	�Aその切り出したバヨネット部分のクローズアップ	�B出来る限り円形を保って削っていきましょうｗ	�Cご自分が所有しているフードのバヨネット部と比較してみて下さい

>>R-1driverさん

ありがとうございます。…って、半分呆れてるでしょ？ｗ
差し支えは一切ないのでお見せ致しますが、仕上がり状態の写真だけだとちょっと
よく分からないと思いますので、作業工程を記録撮影していたのでダイジェストで
解説しますねｗ

�@正規専用フードET-74のバヨネット部分だけを切り出した状態です。新品フードに
容赦なくドリルでぐるっと穴を開け、ニッパーでじょっきんじょきんぶった切りｗ
根元付近だけにした後で、まずはグラインダーで荒削り。バヨネットぎりぎりまで
削るのですが、最後はペーパーやすりで少しずつ丁寧に。最終的に移植先フードの
ET-73内側最深部（つまり一番内径の小さいところ）に収まるサイズにするのですが
ほんの少しだけキツめの直径にします（強度確保の為）。少し削ってはET-73内部に
合わせてみて、またちょっと削っては合わせての繰り返しです。根気という、私が
生来ひとっかけらも持ち合わせていない要素が要求されましたｗ

�Aバヨネット機構部分のクローズアップです。微調整は目の細かいペーパーやすりで
慎重に丁寧に。パーツがかなり細くなりますので、変に力を入れると「ぱっきん」と
いっちゃいますので注意が必要です。折れたらここまでの苦労と2891円（最安値）が
パーとなりますｗ 気持ちキツめでET-73最深部に入るようになったら、一段落です。
…そう、あくまで一段落。実はここからさらにもう１工程必要なのです。後述します。

�BレンズフードET-73のバヨネット部を大体このくらいまで削り落とします。ここまで
削るとバヨネットの凸型パーツが外れてしまいます。いらないのでポイしましょうｗ

�C削った後のET-73最深部です。ちょっと分かりにくいですが�Bで外れたバヨネットの
凸型パーツを固定していた突起部分が残っています。これを利用して強度確保します。

続きます。

書込番号：16153014

1点

�DET-74のバヨネット部分。ここをこれくらい削ります	�E位置を合わせて瞬間接着剤で固定します

�D先程のET-74のバヨネット部分の横を更にこれくらい削ります。�Cで残っていた
ET-73最深部の突起が丁度収まるサイズです。突起は反対側にもうひとつあるので
同様に反対側も削ります。くれぐれも「ぽっきん♪」といかないようにｗ

�E準備ができたら、ET-74に瞬間接着剤を塗布し合体です。接着剤は市販のもので
特に超強力を謳ってるような特別なモノは使っておりません。ほんの少しキツめの
削り出しと、何よりET-73の突起物とET-74側の削ったへこみが噛み合っているので
回転させて脱着させるフードの構造上、十分な強度が確保できます。但し一つだけ
些細ではありますが妥協点があります。バヨネットの突起を利用する為、ET-74の
バヨネット位置が本来フードのバヨネットがある位置とずれているので、フードを
装着した際にフード型番や赤丸が真下或いは真上に位置しません。若干ずれます。
まぁ、許容範囲の妥協点ではありますがｗ 撮影にも収納にも影響ありませんしね。

という訳でフード脱着に関しての強度不安はさほど感じておりません。この数日間
実際に使っておりますが、今のところ問題なさそうです。ただ、カメラに装着した
状態でフード順付けのまま、レンズを下に向けフードで支えるという置き方だけは
したくありませんねｗ このET-73改を使っていての不便さを強いて挙げるとすれば
それくらいでしょうか。もっとも私はそんな置き方、今までもした事ありませんがｗ

参考になれば幸いです。

書込番号：16153134

2点

フード改造お疲れ様です。
２本並べて比べると違いがわかりますが、
単体の場合、改でも大砲に見えるのでは？と思う今日この頃です。

書込番号：16153450

1点

ホワイトフード仕様ですが…塗装した訳ではありませんｗ	こういうモノを被せただけです	シートステッカーを使えばどんな柄でも思いのまま	嫁が一番食いついたのがこれｗ

さてこのET-73改ですが、フード末端に行くにしたがって僅かに口径が広がっていきます。
そこで改造中思いついたのがフードカバー式のカスタマイズです。タミヤ製0.1mmの極薄
プラシートを利用します。フード外径の形にぴったり沿った型紙を作成してプラシートを
切り取り塗装すれば、お手軽ホワイトフードの出来上がり（色味は若干違いますがｗ）。
末広がり形状なので、軽く末端側に押し込むように入れてやれば、ちょっとやそっとでは
外れないので実用上問題ありません。プラシートにシートステッカーを貼れば、それこそ
木目だろうが迷彩だろうが、どんな柄でも簡単に作れます。気分で着せ替えができるので
こういったフードのデコレーションが好きな方には面白いかも知れません。試しに数種類
作って遊んでみましたｗ 塗装或いはステッカーで柄を作るのが上手な方なら、戦闘機で
よくあるシャークマウスなんかも面白いかも知れませんね。私は不器用なので無理ですがｗ

書込番号：16162035

3点

この３枚は試作なので紙にプリントしただけです	どんどんお遊びに走っていき…	ここまで行くともやはネタですｗ	お粗末さまでした♪

さらに完全なお遊びでレーザープリンターで出力したのを数枚装着してみましたｗ

今回のフード改造は手間がかかって大変でしたが、それ以上に楽しかったですね。
こういう、ちょっとしたカスタマイズで随分と印象が変わるものです。まぁ私は
基本黒フードのままで撮影するとは思いますが、このET-73改のスリムさだけでも
自分でひと手間かけただけに、愛着も撮影モチベーションも上がりそうですｗ
皆さんも機会があればそれぞれのアイディアで改造してみては如何でしょうか？

May the EOS be with you. （イオスと共にあらんことを）

書込番号：16162088

10点