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2013年1月10日

QTKit その2

カテゴリー: プログラミング

一昨日の日記のその後です。動画を再生するだけのアプリはうまくいったので、次は5秒ごとにJPEG画像として出力するプログラムを追加してみました。GUIを作る前に、パフォーマンスをチェックしたかったというのが理由です。

QTMovieクラスのframeImageAtTime:メソッドを使ったのですが、結果は・・・かなり遅いですね(^^;) 試したのはiPhone用にエンコードした解像度960x540のH.264動画ですが、うちのMacBook Air (Intel Core 2 Duo 1.6GHz)だと、1枚書きだすのに1〜2秒かかる感じです。

ファイルに保存する処理に時間がかかるのかと思って、そこだけコメントアウトしてみましたが、それでもあまり変わりませんでした。やはり動画から1フレーム分デコードするのに時間がかかるのですね。QuickTimeを使う以上、1つ1つの処理時間はどうしようもないから、あとはトータルの速度ですね。CPUのコア数分だけ並列で処理したら多少マシになるでしょうか? 2コアだとあまり変わらないような気もしますが、あとで試してみたいです。

実際にはPS3のようなサムネイル表示のGUIを作るつもりなので、1画面に表示するのは多くても10個以内でしょう。順番を考えてバックグラウンドでうまく処理すれば、そこそこのものができるような気もします。PS3並の速度は無理かもしれませんが、まあ作ってみましょう。


ちなみに、なんでこんなソフトを作ろうとしているかというと、iTunesでポスターフレームを設定するのが非常に面倒だからです。ポスターフレームはiPhone側でサムネイルとして表示されるので、できるだけその動画の内容が分かるようなシーンを設定したいのですが、高解像度の動画だと、あの短いスライダーだけで探すのは苦痛なんですよね。そこで、簡単にシーンをチェックできるアプリが欲しいとなったわけです。できればポスターフレームの設定自体が行えるものを作りたいところですが、そこまで可能なのかな? これもあとで調べてみましょう。

しかし、ハードウェアや動画フォーマットは違うけど、やってることは7年くらい前から全く変わってないなぁ(^^;)



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