まさしくLEGOみたいなスマートフォンですよ。
カメラやCPU、ストレージの性能は年を追うごとに飛躍的に上がっています。
例えばAppleのiPhoneは、一括で買うと約8万円以上もする高価なガジェットです。それを携帯電話会社と2年間に分割して払う契約して、やっと払い終えたと思ったら、もう性能的に遅れてる。外見も2年前と比べれば流行遅れでクールじゃないですよね。僕もついこの間までiPhone 4sを使っていて、やっと念願だったiPhone 5sに変えました。
でもこれって当たり前なのでしょうか?2013年10月28日(現地時間)、Googleの傘下であるMotorolaが「Project Ara(プロジェクト・アラ)」という新しいコンセプトを発表しました。
それはスマートフォンの各パーツを、ユーザー自身が時代と自分のスタイルに合わせたものに組み替えていくことが出来るというものです。カメラやバッテリー、ストレージ、なんとディスプレイまでが全て脱着可能なパーツとして「endoskeleton(エンドースケルトン)」と呼ばれるフレームに引っ付いています。
このアイデアはMotorolaの先端技術プロジェクトグループにより、完全な「オープンハードウェア・プラットフォーム」として開発されています。
彼らは「Androidのプラットフォームがソフトウェアに行ったようなことを、ハードウェアに対して行いたい」と述べ、サードパーティーがAraのパーツを自由に開発・販売できるようにし、より良いエコシステムを創造したいと計画しています。
実はこのブロックのように組み立てるスマートフォンというのはMotorolaだけが暖めていたアイデアでなく、オランダ人のデザイナーであるデイブ・ハッケンズさんによるプロジェクト「Phonebloks」により、非常に近いアイデアが提唱され、一定のコミュニティを集めていました。両者がそのアイデアに熱い情熱を注ぎ込みながら、ハードウェアやモジュール開発キットを開発中なんだそうです。
そして現在プロジェクトを成功させるため、「スペシャル・ミッション」を遂行してくれるユーザーや開発者を募集しているらしいです。何なんだろう?
興味のある方はここから応募してみてください。100人の参加者は早期バージョンが無料でゲットできるらしいですよ!
手に入ったら色とかカメラの性能とか、悩んじゃいそうです...
(徳永智大)