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自分が「ギャルゲーキャラ」化される日が来るとは……

» 2007年12月03日 20時32分 公開
[岡田有花,ITmedia]

 歌声制作ソフト「初音ミク」発売以来、アクセストップテンには毎週のように初音ミク関連の記事がランクインしている。先週も1位と2位に「初音ミク」の文字。きょうは妹分の「鏡音リン」に男の子版「レン」がいた――という衝撃の事実が明らかになり、また話題が沸騰しそうだ。

画像 オープニングで使われた記者のイラスト。まったく似ていません(笑)

 さて、手前味噌な話題で恐縮だが、先週27日夜に放映された、NHK BS2の番組「ザ☆ネットスター」に、出演者ながらぶっ飛んだ。記者は家でBS2を見られないため、ニコニコ動画で全編を確認したのだが、オープニングから驚愕。オープニング曲を初音ミクが歌っていたことにもびっくりしたが、何よりも、「自分がエロゲキャラになってる」という事実に笑い転げた。

 オープニングで出演者を「萌えイラスト風」に紹介する――とは事前に聞いていたのだが、まさかあそこまで完璧なエロゲ風になっているとは。記者は顔も髪型も似ても似つかない、かわいらしいが巨乳クールなキャラにされており、オープニングで本を読んだりお茶をすすったり――あまりにお約束通りで涙が出るほど笑った。イラストは本物の有名ゲンガー・闇野ケンジさんの作品だそうで、ここにもスタッフのこだわりが見える。


画像 左から立川談笑さん、喜屋武ちあきさん、時東ぁみさん、記者――という設定のイラスト。やっぱりまるで似ていません
画像 「お約束」っぽい謎の緊迫シーン。収録中にこんなシーンはありませんでした

 記者が参加したスタジオ収録は、NHKなのにあまりに「自由」でとまどった。萌えボイスで「そこぉぉぉぉっ!」「らめぇぇぇ!」などとフリーダムな発言をする「天の声」(進行役の声優:柚木涼香さんの声)に出演者一同苦笑。喜屋武ちあきさんは「天、自由すぐる」「自重、自重!」と何度も突っ込んでいた。

 天の声の“ギリギリ”っぽい発言はカットされるのかと思いきや、たいがい放映されてしまってまた驚愕。とはいえ、ただただネタに走るのではなく、締めるところは締める充実した番組内容で、制作サイドの本気度が伝わってきた。

 「ネットの住民のための番組を、本気で作りたい」――あるスタッフはこう話していた。その思いは伝わったようで、2ちゃんねるの実況スレッドやニコニコ動画のコメントも好意的なものがほとんど。再放送も決定し、12月7日午後5時20分〜午後6時と、16日午前8時〜8時40分、それぞれBS2で放送される。

 この番組はレギュラー化を目指している。レギュラー化して欲しいと思う人は、NHK番組たまごの紹介ページにある「投稿フォーム」から感想を送ってもらえると、声が届くかもしれない。

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