ウェブブラウザは、Google ChromeかFirefoxのどちらかを使っていたのですが、OS X Mavericksを使い始めたのを機会にSafariへ移行しました。
理由は、難しいことを考えることなく、iCloud経由でMacBook AirやiOSデバイスと、ブックマークやリーディングリストを同期できるのが魅力です。適切な設定をすれば、MacBook Airで使うのにピッタリなブラウザだと感じます。
今回は、MacBook Airで使うのにピッタリなSafariの設定と拡張機能を紹介します。
Safariの環境設定
MacBook Air用として設定を変更しているのは、以下の4点です。
- 画面を広く使う
- 新規タブにTop Sitesを表示する
- 通信量を減らす設定をする
- Flashを停止する
それでは、順に説明していきます。
画面を広く使う
ありきたりですが、狭いMacBook Airの画面を少しでも広く使うために、ステータスバーを非表示にします。設定は[表示]メニューの[ステータスバーを隠す]をクリックします。どうしてもステータスバーが必要な場合は、あとで紹介する拡張「Invisible Status Bar」をお試しください。
新規タブにTop Sitesを表示する
新規タブにTop Sitesを表示して、よく見るウェブサイトは簡単にアクセスできるようにしています。
設定は、[環境設定]の[一般]タブにある、[新規タブを開く場合]で、「Top Sites」を選択します。他、[履歴から削除]を「2 週間後」、[ダウンロードリストから削除]を「Safariを終了したとき」に設定して使っています。
通信量を減らす設定をする
MacBook Airでネットにアクセスする時は、iPhone 5のテザリングを使うので、検索時にバッググラウンドでトップヒットをプリロードしないにチェックすることで、通信量を減らす工夫をしています。設定は、[環境設定]の[プライバシー]タブにある[スマート検索フィールド]の[バッググラウンドでトップヒットをプリロードしない]にチェックします。
Flashを停止する
Flashを停止するのは、バッテリーを長持ちさせるためです。設定は、[環境設定]の[詳細]タブの[インターネットプラグイン]で、[電力を制約するためにプラグインを停止]にチェックすることで、Flashをクリックするまで再生されません。動作するのを抑制することで、CPUの処理負荷を下げ、バッテリーの消費を抑えます。他、[Safari]メニューの[Safariをリセット]を実行すると、一度の操作で履歴の消去やWebサイトデータを削除できます。このコマンドを定期的に実行することで、Safariの動作が緩慢になるのを防ぐことができます。
便利な拡張機能
次に機能拡張です。機能拡張を多く入れるとその分メモリを消費するので、メモリ搭載が少ないMacBook AirのSafariには、以下の3個だけをインストールしています。
- Type-To-Navigate
- Invisible Status Bar
すでに、お使いの方も多いと思いますが、ブックマークサービス「Pocket」の拡張です。必須の拡張で、欠かすことができません。
Type-To-Navigate
文字列をタイプすると、ページ内の該当箇所をハイライトします。
続いて、command+Gのショットカットキーで次の該当箇所をハイライトしてくれます。この拡張を使うと、モードを意識することなくページ内が検索できます。キー操作だけで済ませられるのが魅力です。
Invisible Status Bar
ステータスバーの変わりをする拡張です。リンクの上にカーソルを重ねると、ステータスバーが表示されていた場所に、小さなウインドウを表示してURLを表示します。
いかがだったでしょうか? 私は、この設定でストレスのない環境が構築できています。ライフハッカー読者の皆さんで、こう設定すれば、この拡張を入れれば、MacBook Airのようなマシンでも快適に使えるよ!といったワザがあれば、コメントください。
Type-To-Navigate, Invisible Status Bar
(傍島康雄)