第六感か、理由があるのか?! ジャンケン必勝法!! |
第六感?! いえいえ理由があるのです。ジャンケン必勝法お教えします。 |
この特集記事は、当HP<今日のオカルト>の『阿鼻叫喚衝撃映像 信ジラレナイ99連発(2002年4月6日放送、日テレ)』の項を改定・再構成したものです。![]() ![]() ジャンケンといえば、単純このうえない。グー・チョキ・パーの3種類で、全9通り。勝ち、負け、引き分けの確率は3/9づつ。 単純なゆえ、不正もしづらい。「後出し」というズルはあるが、簡単にできるものではないし、よく見ていればバレてしまうだろう。 では、この番組で紹介された女性は何故ジャンケンに勝てるのだろうか。番組では、「第六感」が強いのではないかと推論する。 何か出来事が起こる時、その直前に起こる、その出来事に特有のなんらかの現象を「随判現象」という。「第六感」とは「随判現象」を見抜く力であり、このジャンケンの場合、瞬時に「随判現象」見抜くことで、相手が何を出すのかがわかり、ジャンケンに勝っているのでは、という。 では、そのジャンケン名人は、「随判現象」見抜いているのだろうか。 残念ながら、この人のやるジャンケンには、なんら超常的なものはない。 実は、あるルールにのっとれば、あなたでも、ジャンケンに勝つことができるのである。 ![]() ![]() ルールとは、「ジャンケンは1回勝負ではなく、先に一定の数の勝利を得た方を勝ちとする」ということである。 もうひとつ、「勝負はできるだけ早くする」である。 この番組で紹介された女性の場合、先に5勝した方を勝ちとしている。そして、相手に考えるヒマを与えずに、速攻で勝負を繰り返していく。 「それがどうした。何度やっても、勝つ確率なんて変わらない。それに勝負を早くすれば、後出しの不正もしにくくなるではないか」と思っているあなた、だからあなたはジャンケンに勝てないのです(笑)。 もちろん「後出し」なんて、姑息なマネなどしなくてもいいのです。 ![]() ![]() さいころとジャンケンとどこが違うか。わかりますか? それは、ジャンケンが肉体を使うところにあるのです。 では、ここで、チョキとパーを交互に出して下さい。なるべく早く、やってみましょう。 どうです? 気付きました? そうです、チョキの後にパーを出すのは簡単ですが、パーの次にチョキは非常に出しづらいでしょう? 実はジャンケンは肉体を使う故、出し易さの順番というのがあるのです。 実際にいろいろと出して確かめて見てください。もっとも出し易いのはグー、チョキ、パーの順番だということがわかるはずです。 相手の出す順番がわかったら、今度は勝つ方法ですね。 ![]() ![]() あまり考えずにジャンケンをする場合、最初に出すのは、グーかパーであることが知られています。握る(グー)か開く(パー)なので、出し易さ的にいってもうなずけますね。 ですから、最初のこちらから出すのは「パー」です。 これで、勝つか、悪くても引き分けです。 では、2回目からは、どうするか。実は、前の回で相手の出したものを出すのです。 え?、と思ったあなた。そうですね、確かにそれだけで勝てるのでしょうか、ちょっと信じられませんね。でも、グー、チョキ、パーの順番に出し易いのであれば、それでいいのです。 下の図を見て下さい。 |
どうです? グー、チョキ、パーの順番を前提とするならば、相手とひとつずらすことで、勝ち続けられるのです。 もちろん、相手がグー、チョキ、パーの順番を必ず繰り返すとは限りません。しかし、その場合にも慌てずに、前回相手が出したものを出しましょう。 何度か負けても構わないのです。先に5勝すればいいのですから。そして、「出し易さ」というのがある限り、相手は再びグー、チョキ、パーの順番に戻るのですから。 先ほども言いましたが、このジャンケンでは、速攻で勝負を繰り返すことで、1回ごとに相手に手を握り直させる余地を与えないことがポイントです。 ![]() ![]() 番組に登場した女性は以上のことを実践しています。 VTRでチェックすれば、相手の出したとおりに、ジャンケンを進めているのがわかるでしょう。 ですから、この女性は、相手が何を出したか見えないように衝立をすると、途端に勝てなくなってしまうし、カードの数字当ても出来ないのです。 残念ながら、超常能力ではありません。 さて、上記の番組では、専門の研究機関によって、彼女の能力の調査を4月中に実施するといってましたが、どうなったんでしょ。 |