中規模大規模プロジェクトにアジャイル開発を適用するにはどうすればいい? IPAが14件の事例を基に報告

2012年4月2日

中規模、大規模のアジャイル開発において成功に寄与する主な要因は、リーダーシップを発揮するキーマン、教育と経験、段階的な導入、などの内容を含む報告書を、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が公開しました

「非ウォーターフォール型開発の普及要因と適用領域の拡大に関する調査」 報告書を公開 - 情報処理推進機構

報告書のタイトルは「非ウォーターフォール型開発の普及要因と適用領域の拡大に関する調査 調査概要報告書」で、プロジェクトの実メンバー数が30名から100名程度を中規模、100名以上を大規模と位置づけ、中規模の事例6件、大規模の事例4件、そして中規模大規模のプロジェクトで部分的にアジャイル開発を適用した事例4件を基に書かれました。

プロジェクトの内容はゲームソフト、ソーシャルゲーム、SNS、医療健康関連、ECサイト、基幹システムなどで、自社開発、受託開発ともに含まれています。

公開された概要からポイントを引用します。

非ウォーターフォール型の方が「いきいきしている」

基にした14件の事例。

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非ウォーターフォール型開発の採用理由(10ページから。文字が細かくて見にくかったので、テキストで引用)。

No1 要件が固められない
No2 管理コストを下げたい
No3 市場社会の変化に対応したい

うまくいった:25%
かなりの部分でうまくいった:12%
うまくいった部分も、いかなかった部分もある:63%

非アジャイル開発のための工夫。

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緑のマーカーが非ウォーターフォール型。

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顧客との関係などにおけるポイント。

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成功に寄与する要因。

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