子供二人とのお風呂!入れ方のコツや注意点、赤ちゃんがいる場合は?

下の子が生まれると子ども一人のときよりさらに忙しくなりますが、なかでも大変だと感じるのはお風呂ではないでしょうか。子ども二人をできるだけスムーズに入れるためのコツを知っておきたいですよね。

そこで今回は、子ども二人とのお風呂の入り方のコツや手順、注意点などをご紹介します。

子ども二人とのお風呂で大変なことは?

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子ども二人を一緒にお風呂に入れるときに大変と感じるのは、主に次のような状況が多いようです。

ママまたはパパが一人で入れるとき

ママとパパで連携したり家族のサポートがあったりすれば、まずは下の子、次は上の子と順番に入れたり、入浴後の着替えなどを分担したりできます。

しかし、ママまたはパパどちらかだけで最初から最後まで子ども二人を入れるとなると大変です。

特に寒い季節は、一人の子どもを洗っている間にもう一人が冷えないように工夫が必要で、入浴後は子ども達のお世話で慌ただしくママやパパが湯冷めしてしまいやすいです。

下の子が赤ちゃんのとき

下の子が赤ちゃんの場合、生後1ヶ月頃までの沐浴が終わると上の子と一緒にお風呂に入れることになります。

お座りをするまで、寝返りをするようになってからなど、成長によってお風呂に入れるときの大変さが違います。

洗い場に赤ちゃんを寝かせておけるお風呂マットなど便利グッズもありますが、嫌がる赤ちゃんもいます。

常に抱っこしていないと泣いてしまう場合は、上の子やママ・パパ自身の体や髪を洗うどころではなくなることもあります。

上の子と下の子の年齢が近いとき

上の子と下の子の年齢の差が1〜2歳の場合、下の子が赤ちゃんのときは、上の子もまだ一人で体を洗ったり待機したりすることが難しいです。

年子のケースでは、上の子と下の子のイヤイヤ期が近い時期にやってくることもあり、二人ともお風呂に入ることを拒否したり、洗い場でひっくり返って泣いたりして困ってしまうことも多いようです。

子ども二人とのお風呂の入り方の手順やコツは?

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ここからは、子ども二人をお風呂に入れるときの手順やコツをご紹介します。あくまでも一般的な例なので、上の子と下の子の月齢・年齢にあわせてママやパパが入れやすい方法で行ってみてくださいね。

入浴前後の準備をする

  • 湯温39〜40度で湯船に浅めにお湯をはる
  • 浴室を温めておく
  • 脱衣所に子ども二人分の着替え(肌着、服、おむつ)とタオル、ママまたパパの着替えとタオルを置く
  • 下の子が赤ちゃんの場合、必要に応じて脱衣所にバウンサーやハイローチェアなどを用意しておく(重ねたタオルや座布団などを床に敷いてもOK)
  • 下の子が赤ちゃんの場合、下の子は服を着せたままボタンや紐は外しておき、バウンサーやハイローチェアに乗せて待機させる

ママかパパどちらか一人で入れるのではなく連携したりサポートがあったりするときは、脱衣所で下の子を待機させる必要はありません。

お風呂に入らない人がリビングなどで上の子または下の子と待っていて、交代で入れるようにするとスムーズですよ。

子ども二人をお風呂に入れるときの手順とコツ

入浴前後の準備が整ったら、次の手順を参考に子ども二人をお風呂に入れましょう。

1. ママまたはパパが自分の髪や体を洗う

まずは上の子と一緒に浴室に入り、ママまたはパパが先に自分の髪や体を洗います。

上の子は、おもちゃで遊ばせたり、自分で体を洗える場合はママやパパと一緒に洗ったりすると退屈せずに済みますよ。

下の子が寝返りを始めるようになったら最初から浴室に入れて、バスチェアなどに座らせて待機させてもいいでしょう。

2. 上の子を洗う

ママやパパが洗い終わったら、上の子の髪や体を洗います。先に上の子が自分で洗っていても洗い残しがあるかもしれないので、しっかり洗ってあげてくださいね。

ママとパパで連携できるときは、このタイミングで上の子を湯船にさっと浸からせお風呂を終わらせて、待機しているママかパパにバトンタッチしてもいいでしょう。

3. 下の子を洗う

下の子が脱衣所で待機している場合は、服やおむつを脱がせて抱っこしてバウンサーやハイローチェアにタオルを置いてから浴室に入れます。

ママとパパで連携できる場合は、待機している方が下の子の服やおむつを脱がして、お風呂場へ連れていきます。

上の子と同じように下の子の髪や体を洗います。

上の子はそのまま洗い場で待機させるか、浴槽にお尻をついて座ったときに水位が胸の下あたりにくるくらいの身長であれば、安全を十分に確認した上で先に湯船に入らせてもいいでしょう。

4. 一緒に湯船に入る

下の子を洗い終わったら、一緒に湯船に浸かります。「お風呂、気持ちいいね」「みんなで一緒に入ると楽しいね」など声をかけながら入ると、子ども達も安心できますよ。

5. 体を拭く・着替え

お風呂からあがったら、バスタオルを敷いたバウンサーやハイローチェアに下の子を寝かせ、さっと体を拭いておむつを着けます。その後、上の子の体や髪を拭き、最後にママやパパが自分の体を拭いて着替えまでさっと済ませてしまいましょう。

ママとパパで連携しているときは、待機しているママまたはパパがお風呂あがりの下の子を受け取り、体を拭いたり着替えさせたりします。

子ども二人とお風呂に入るときの注意点は?

シャワー お風呂

子ども二人をお風呂に入れるときは、次のポイントに注意しましょう。

子ども達から目を離さない

下の子をお風呂マットやバスチェアに座らせて待機させているときや、お風呂から上がってママやパパが自分の体や髪を拭いているときなどに、子ども達から目を離さないようにしてください。

脱衣所にバウンサーなどを置いて下の子を待機させる場合は、様子が見える程度まで浴室のドアを開けておくと安心です。

自分の体や髪を洗っているときに子ども二人をずっと見ているのは難しいかもしれませんが、できるだけ手短に髪を洗い流すなど工夫しましょう。

転倒防止のための対策をする

上の子が活発に動くようになったら、浴室で足を滑らせないように気をつけてください。

下の子を抱っこしているときにバランスを崩して転倒すると、子どもが頭を打ったりママやパパが怪我をしたりするおそれがあります。

シャンプーや石けんの泡が残っている、おもちゃが散乱しているといったことが原因で転倒することもあるので、特に湯船から出るときはしっかり片づけておきましょう。

転倒防止には浴室の洗い場に滑り防止マットを敷くのもおすすめです。冬場は床の冷えを緩和することもできますよ。

赤ちゃんの浮き輪をサポート用品として使わない

上の子を洗っているときに、赤ちゃんの首に装着する浮き輪などを使用して下の子を湯船の中で待機させることはやめましょう。

使い方を誤ると重大な事故につながる可能性があるため、必ず正しい使用方法を守り、「赤ちゃんが水に親しむための運動補助」という本来の用途で使用してくださいね。

浴室内で下の子を待機させるときは、バスチェアなどを活用するほうが安全です。

適切な湯温と室温に設定する

赤ちゃんに適したお風呂の湯温は38〜40℃、子どもや大人の場合は41℃以下が目安とされています(※1,2)。赤ちゃんや子どもはのぼせやすいため、適切な温度のお湯を溜めるようにしましょう。

寒い季節は湯船にお湯を溜めている途中から冷めていくため、少し高めの温度で溜めてから調整するのがおすすめです。

冬は浴室だけでなく脱衣所も冷えやすいので、お風呂に入る前に温めておくといいですね。脱衣所でヒーターを使うときは、温風が赤ちゃんや子どもに直接当たらないよう気をつけてください。

赤ちゃん・子どもを毎日お風呂に入れるべき?

カレンダー 日付 期間

子ども二人をお風呂に入れるのは大変なことなので、「毎日入れなくてはいけないの?」「上の子だけでもいい?」などと思うこともあるのではないでしょうか。

特に下の子が赤ちゃんの場合、頻繁に外出していないので毎日お風呂に入れる必要があるのか迷うかもしれません。

しかし、赤ちゃんは新陳代謝がとても活発なので、昼寝で汗をかいたり、おむつでお尻が蒸れたりします。肌のトラブルを防ぐためにも、できるだけ毎日お風呂に入れてあげたほうがいいでしょう。

ママやパパが疲れているときや体調がすぐれないときは無理をしないことも大切です。冬場であれば下の子はかたく絞った蒸しタオルで体を拭くだけで済ませるなど工夫してみてくださいね。

子ども二人とのお風呂は親子のふれあいの時間

子どもは予想もしない行動をとることがあるので、二人を同時にお風呂に入れるときはしっかりと声掛けをするようにしましょう。

慣れるまでは至難の業と感じることもあるかもしれませんが、お風呂は親子の大切なスキンシップの時間です。焦らず少しずつ慣らしていきながら、子ども二人とのお風呂を楽しめるようになるといいですね。

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