『まず「できます」と言え。やり方は帰り道で考えろ。「世界一の庭師」の仕事の流儀』(石原和幸著、KADOKAWA/中経出版)の著者は、英国で100年の歴史を誇るガーデン大会「チェルシー・フラワーショー」において、「無名の日本人」の状態から史上初の3年連続、かつ異部門でゴールドメダルを受賞した人物。 しかしその道のりは決して安泰ではなかったようで、40代のときには事業に失敗して8億円の借金を抱え、「一瞬でも資金繰りが止まればすべてが終わる」という状況に追い込まれたことも。しかし月に800万円の返済を続けながら庭をつくり続け、結果、成功を実現したのだそうです。 そんな経験から得た「仕事の流儀」を綴った本書から、多くの人の仕事に応用できそうな第III章「仕事レベルが上がり続ける考え方」に目を向けてみます。 頂点の人はなにをしているか 夢や目標に最短でたどり着く方法は、頂点の人を見ることだと著者は断
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