
対象ソフトウエア:Windows 7/Windows 8/Windows 8.1/Windows Server 2008 R2/Windows Server 2012/Windows Server 2012 R2 解説 2015年2月中旬、レノボ製の個人向けPCの一部にプレインストールされた「Superfish」というソフトウエアが、深刻なセキュリティ上の問題を引き起こす危険性があることが報道された。 LenovoのノートPCに不正なアドウェア、SSL通信を傍受(ITmediaエンタープライズ) Lenovo、「Superfish」プリインストールについて公式見解を発表(ITmedia PC USER) Lenovo、不正ソフトの削除ツール公開 他のアプリに影響も(ITmediaエンタープライズ) このソフトウエアは、一緒にインストールされた「CAルート証明書」を利用して、同じコンピュータ
TLSは特定のアプリケーション層プロトコルに依存しないため、HTTP以外にも多くのプロトコルにおいて採用され、クレジットカード情報や個人情報、その他の機密情報を通信する際の手段として活用されている。 既存のアプリケーション層プロトコルでTLSを利用する場合、大きく2つの適用方式が考えられる。まずひとつは、下位層(通常はTCP)の接続を確立したらすぐにTLSのネゴシエーションを開始し、TLS接続が確立してからアプリケーション層プロトコルの通信を開始する方式である。もうひとつは、まず既存のアプリケーション層プロトコルで通信を開始し、その中でTLSへの切り替えを指示する方式である。切り替えコマンドとしてSTARTTLSが広まっているため、この方式自体をSTARTTLSと呼ぶこともある。 前者はアプリケーション層のプロトコルをまったく変更しなくてすむことが利点である。その反面、平文で接続を開始する
米病院チェーンから患者450万人の個人情報が流出した事件は、4月に発覚したOpenSSLの重大な脆弱性を突く攻撃でネットワークに侵入されていたことが分かった。 米病院チェーンのCommunity Health Systems(CHS)社から患者約450万人の個人情報が流出した問題で、米セキュリティ企業TrustedSecは8月19日、4月に発覚した「Heartbleed」と呼ばれるOpenSSLの重大な脆弱性を突く攻撃が、流出の発端だったことが分かったと伝えた。 CHSのネットワークは4~6月にかけて外部から攻撃され、系列の医療機関を受診した患者約450万人の氏名や住所、社会保障番号などが流出したとされる。TrustedSecは、この問題に関する調査に詳しい関係者から情報を入手したという。 それによると、攻撃者はHeartbleedの脆弱性を突いてCHSのJuniper製デバイスのメモリか
■背景 自社のサーバと通信する自社アプリについて、本来不要であるにも関わらず他社であるCAに認証情報の管理を委託することが多いわけですが、CAが証明書を誤発行した結果情報漏洩が発生したとして、その責任は自社にはないと主張できるのか、もう一度考えなおしたほうがいいんじゃないかと思うんです — Kazuho Oku (@kazuho) July 15, 2014 .@ockeghem @smbd @ando_Tw スマホアプリの提供においてはコードの署名鍵を安全に管理することが求められますが、その前提において通信相手の認証管理をCAに委託することにどれほどの意味があるんでしょう — Kazuho Oku (@kazuho) July 14, 2014 ■他社CAは信頼できるのか 特定のCAにpinningするのはしないより安全だけど、そもそも誤発行しないCAなんてあるのかという議論は重要。見知
[English] 最終更新日: Mon, 16 Jun 2014 18:21:23 +0900 CCS Injection Vulnerability 概要 OpenSSLのChangeCipherSpecメッセージの処理に欠陥が発見されました。 この脆弱性を悪用された場合、暗号通信の情報が漏えいする可能性があります。 サーバとクライアントの両方に影響があり、迅速な対応が求められます。 攻撃方法には充分な再現性があり、標的型攻撃等に利用される可能性は非常に高いと考えます。 対策 各ベンダから更新がリリースされると思われるので、それをインストールすることで対策できます。 (随時更新) Ubuntu Debian FreeBSD CentOS Red Hat 5 Red Hat 6 Amazon Linux AMI 原因 OpenSSLのChangeCipherSpecメッセージの処理に発見
「Heartbleed」脆弱性を発見した企業の1つが、フィンランドのセキュリティ企業、Codenomiconだ。同社の極東事業開発ディレクター、チャンギュウ・キム氏に経緯を聞いた。 OpenSSLに発見された「Heartbleed」の脆弱(ぜいじゃく)性を受けて、多くの企業がバージョンアップ、SSLサーバー証明書の失効処理および再発行、ユーザーへの呼び掛けといった対策を進めている。インターネット上のWebサイトを解析しているAlexa Internetがまとめている利用者数の多いWebサイトを示すリストを基にシマンテックが調査を行ったところ、上位1000サイトは既に対策済みで、上位5万サイトに範囲を広げても、脆弱なシステムは1.8%程度にまで減少しているということだ(関連記事)。 この脆弱性は、米グーグルと、フィンランドのセキュリティ企業であるCodenomiconがそれぞれ独自に発見した
近年,汎用計算の高速化のためのアクセラレータとして注目されているGPUを,ネットワーク処理に適用する一環として,サーバサイドのSSL処理に注目した論文を読んだので,内容を軽く紹介します. SSLShader - GPU-accelerated SSL Proxy SSLShader SSLShader: Cheap SSL acceleration with commodity processors Proceedings of the 8th USENIX conference on Networked systems design and implementation 2011 なお,評価に使われた実装の一部のソースコードが公開されています. http://shader.kaist.edu/sslshader/libgpucrypto/ 紹介 背景 SSL(Secure Socket
,、,, ,、,, ,, ,, _,,;' '" '' ゛''" ゛' ';;,, (rヽ,;''"""''゛゛゛'';, ノr) ,;'゛ i _ 、_ iヽ゛';, ,;'" ''| ヽ・〉 〈・ノ |゙゛ `';, ,;'' "| ▼ |゙゛ `';, ,;'' ヽ_人_ / ,;'_ /シ、 ヽ⌒⌒ / リ \ | "r,, `"'''゙´ ,,ミ゛ | | リ、 ,リ | | i ゛r、ノ,,r" i _| | `ー――----┴ ⌒´ ) (ヽ ______ ,, _´) (_⌒ ______ ,, ィ 丁 | | | 前回のエントリ で軽く触れましたが、ARPスプーフィングを用いると、サブネット内からデフォルトゲートウェイを通って外に出て行くはずのパケットを、自分のホ
完全に釣りタイトルですけど中身は真面目に書くよ。 近年、ウェブサイトのHTTPS化が流行のようになっている。私の知る限り、Googleの各種サービスやTwitter、Facebookなどが完全にHTTPSで通信を行うようになっている。HTTPS、つまりSSLによる通信の暗号化によって、ユーザにこれまでよりも安全なウェブサイトを提供できる。 しかし、あなたが作っているサイトをふと思いつきでHTTPS化してしまうと、たぶん、これまでよりもサイトが遅くなる。ここでは、HTTPSで通信する場合の問題を解説する。 なぜ遅くなるのか HTTPで通信する場合、クライアントがサーバへと接続するためにはTCP/IPの3ウェイハンドシェイクという手順が必要になる。めんどくさいのでここでは詳しくは説明しないが、要するにクライアントがリクエストを投げる前にパケットを1往復させないといけないのである。パケットの往復
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