UNIXライクなOS上で作業をするとき、grepコマンドはなくてはならない存在です。そんな基本的かつ古典的なユーティリティであるgrepですが、使いにくい面もあります。 2013年のはじめころから、grepに取って代わるコマンドとして「The Silver Searcher」(またの名を「ag」)が注目されはじめました。 今回のレシピでは、「The Silver Searcher」(以下ag)をUbuntuで使用する方法を紹介します。 The Silver Searcher(ag)とは? プログラムを書いていると、ソースコード全域にわたって文字列を検索したい、ということはよくありますよね。そのようなときにもgrepコマンドが活躍するわけですが、プロジェクトのディレクトリには検索したくないファイルというものも存在します。 たとえばバージョン管理システムが使っている「.git」や「.sv
