中国・江蘇(Jiangsu)省連雲(Lianyungang)の港で、日本向けのレアアースを含んだ土を船に積み込む重機(2010年9月5日撮影、資料写真)。(c)AFP 【3月21日 AFP】海洋研究開発機構(Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology)と東京大学(University of Tokyo)の研究チームは21日、小笠原諸島・南鳥島(東京都)沖の太平洋の海底で、高濃度でレアアース(希土類)が含まれる堆積物(レアアース泥)を発見したと発表した。島周辺の水深5800メートルから採取された堆積物の試料を分析した結果、高濃度のレアアース泥が確認されたという。 レアアースの中国依存から脱却したい日本にとって、高濃度レアアース泥の発見は重要だ。レアアースはハイテク製品の製造に不可欠だが、日本では現在、世界のレアアースの約90%を供
