【ニューヨーク=高橋里奈】国連総会は21日緊急特別会合を開き、エルサレムをイスラエルの首都に認定した米国の決定撤回を求める決議を賛成多数で採択した。賛成は日本を含む128カ国。トランプ米大統領は決議案に賛成した国には経済援助を打ち切ると表明しており、一部の国は棄権した。反対は米国やイスラエル、パラオなど9カ国。棄権はカナダ、オーストラリアのほかハンガリーなどの東欧諸国、ジャマイカなどカリブ海諸

アメリカのトランプ大統領は、中東のエルサレムをイスラエルの首都と認めた上で、現在、テルアビブにあるアメリカ大使館をエルサレムに移転する方針を決めました。国際社会はエルサレムをイスラエルの首都とは認めておらず、今後、パレスチナだけでなく、イスラム諸国が強く反発するのは確実で、国際的に大きな波紋が広がりそうです。 中東のエルサレムはユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地があり、イスラエルは首都だと主張していますが、イスラエルの占領下にあるパレスチナ側も将来、国家を樹立する際の首都にするとして主張が対立していて、国際社会はイスラエルの首都だとは認めていません。トランプ大統領は、去年の選挙期間中、大使館のエルサレムへの移転を公約に掲げていましたが、中東和平への影響などを踏まえ、移転についての判断をことし6月、半年間、先送りしていて、対応が注目されていました。 トランプ大統領は5日、パレスチナ暫定自
中東・エルサレムの路上でパレスチナ人の男がユダヤ人をナイフで刺す事件があり、その場を通りかかったエルサレム市長がみずから男をタックルして取り押さえ、男は逮捕されました。 エルサレム中心部の市庁舎に近い路上で22日、パレスチナ人の18歳の男が通行人のユダヤ人の男性を突然ナイフで刺しました。 このとき偶然、現場を通りかかったエルサレム市のバルカト市長が、ボディーガードと共に犯人を取り押さえ、男はその後、警察に逮捕されました。 襲われた男性はけがをしましたが、命に別状はないということです。 監視カメラの映像には、男が信号待ちをしている男性を一回刺したあと、再び襲いかかるようなそぶりを見せ、白いシャツを着たバルカト市長がボディーガードと共に男の前に歩み寄ったあと、タックルして取り押さえる様子が捉えられています。 イスラエル軍でパラシュート部隊に所属した経験を持つ55歳のバルカト市長は、記者会見で「
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