「2C2Pは昨年、通年で黒字だったが、これは続くのか?」。この7月、東南アジアの有力オンラインメディアの記事は半信半疑だった。東南アジア決済代行の最大手2C2P(ツーシー・ツーピー)社の黒字転換のニュースだ。それもそのはず。この地ではECや決済会社の黒字化なんて無理という固定観念が投資家、ジャーナリスト、フィンテック分野の起業家の間に長い間あったからだ。しかし、現実に黒字になった。そして一度な

「グーグルが中国から撤退か?」というニュースが話題となっているが、もしそうなった場合、グーグルと中国政府の間で、熾烈な情報戦が始まることになるだろう。 しかし、この情報戦は普通と違う。普通は情報戦と言ったら、互いに相手に自分の持つ情報を見せないようにしている中で、そのガードをかいくぐって、いかにそれをgetするかという戦争だ。 グーグル VS 中国政府の戦いはその逆に、中国の人たちにグーグルを見せるか見せないかの戦争になる。 グーグルはこれまで、中国政府の検閲を受けいれた google.cn を提供していたけど、中国から撤退するということは、google.cn をやめて無検閲の google.com を中国の人たちに見せるということだ。 中国政府は当然これを遮断して、 google.com はもちろん、グーグルのサービスにはどれも中国国内からアクセスできないようにするだろう。 何でグーグル
tomojiroさんに教えていただいくまで全く知らなかったのだが、中国の「いま」に鋭く切り込んだNHKスペシャルのシリーズ『激流中国』の内容に対する中国当局の「厳重注意」が記された「秘密文書」がネット上に漏れて公開され、話題になっているようだ。 http://www.danwei.org/internet/secrets_out_in_the_open.php(中文版は、こちら) 中でも問題とされたのがプロローグの「富人と農民工」 と第一回の「ある雑誌編集部60日の攻防」であり、いずれも「貧富の格差」「政府の報道規制」といった「負の面を強調しすぎており」「客観的ではなく」「視聴者に誤解を与える」としてNHKに報道姿勢の反省を促す内容となっている。 その背景には、どうもこの番組(批判を浴びた回)が中文字幕つきでYouTubeなどを通じてネット配信され、中国のネットユーザーの間で大きな話題にな
「日本市場のこと教えて」と大学院時代のクラスメートからメール。 彼女が働いているのは、携帯用アプリケーションがちゃんと端末上で動作するかをテストする環境を提供しているMobileComleteというベンチャー。 こう聞くと、「ああ、エミュレータ・ソフトの会社ね。ご苦労様」と思いませんか?私は思いました。しかし、これが違うのでした。 「ホンモノの携帯電話をデータセンターに並べて、その上で実際にアプリケーションを動かしてみる」 というのをリモートアクセスで企業ユーザーに提供する、というのが事業。百聞は一見にしかず、で、この写真を見てください。サーバ状の箱の中に、携帯電話が格納されています。 で、ユーザーはこの本物の携帯電話機で、開発したアプリケーションをリモートから動かしてみて、ちゃんと画像が表示されるか、指定のキーを押すと想定された画面に移行するか、といったことをテスト可能。スクリーンタッチ
スウェーデン中心部の都市カルルスタードに住む75才のおばあちゃんが、世界最速と思われる40Gbpsのインターネット回線を持っているそうです。しかも、企業として膨大な通信を行うためではなく、家庭用としてこの回線を引いているそうです。 詳細は以下の通り。 The Local - Sigbritt, 75, has world's fastest broadband このおばあちゃんはスウェーデンのインターネット先導者Peter Lothbergの母で、名前はSigbritt Lothberg。Peterは超高速回線を使用したファイバーネットワークは費用効果が高いことを母に証明するために、この家庭で40Gbpsで通信できる環境を用意しました。 以前まではパソコンすら持っていなかったおばあちゃんですが、今では1500のHDTV放送を同時に見ることができ、HD DVDを2秒でダウンロードできるとのこ
国境なき記者団は11月7日、インターネット検閲に反対する「24 hours against Internet censorship」キャンペーンを立ち上げ、インターネットを検閲、遮断している「インターネットの敵」13カ国のリストを発表した。 このキャンペーンの敵と認定されたのは、ベラルーシ、ミャンマー、中国、キューバ、エジプト、イラン、北朝鮮、サウジアラビア、シリア、チュニジア、トルクメニスタン、ウズベキスタン、ベトナムの13カ国。 いずれの国も、政府が反体制派のサイトへのアクセスを遮断したり、インターネットカフェを監視したり、ブロガーを投獄するなどの取り締まりや弾圧を行っている。 例えばミャンマーのインターネットカフェのコンピュータは、ユーザーの行動を監視するために自動的に5分おきに画面をキャプチャするという。また今年新たにリストに加えられたエジプトでは、民主改革を唱えたブロガー3人が投
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