「仮に、報道されていることが真実なら重大なことだ。6カ国協議のプロセスも米朝対話路線も一気に吹っ飛ぶだろう。そこのところをよーく考えて行動するように本国政府に伝えた方がいい」 9月上旬、米ニューヨーク・マンハッタン某所――。 米朝協議に幾度となくかかわった元米政府高官の真摯なアドバイスに北朝鮮の国連代表部に所属する男は黙ってうなずき、その場を後にした……。 6カ国協議の議長国・中国が北朝鮮の核関連施設を2週間以内に無能力化することなどを盛り込んだ共同文書を発表した1日前の今月2日、イスラエル軍が9月6日にシリア北部を空爆したとされる問題について初めて重い口を開いた。イスラエル放送によれば、同国空軍はシリアにおいて「軍事上の標的」を空爆したという。 謎のシリア空爆 この空爆劇には当初から謎が多かった。 まず、これを最初に伝えたのは米CNNテレビである。9月11日、米国防総省からの
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