統合失調症の原因遺伝子と発症の仕組みを、東京大のチームが解明し、20日付の欧州分子生物学機構の科学誌電子版に発表した。症状の改善が期待できる関連物質も見つけ、精神科医の協力の下で臨床応用への準備を進めている。 統合失調症は、思考や感情などをうまく制御できなくなり、幻覚や妄想、認知機能低下などが表れる精神疾患。日本人の100人に1人が発症し、仕事や人間関係のストレスなどがきっかけといわれるが、発症の詳しい原因は分かっていない…

筒状の装置で採取された深海底の地層の断面写真。海底から約350センチの深さの地層(Sec.4の中央付近)で天体衝突の痕跡が見つかった=海洋研究開発機構提供 海洋研究開発機構などのチームは20日、約1100万年前に巨大な小天体が地球に衝突したとみられる痕跡を小笠原諸島・南鳥島沖の深海の底で発見したと発表した。衝突したとみられる時期は多くの種類の生物が絶滅したと言われているが、原因は特定されておらず、この衝突が絶滅を引き起こした可能性があるという。 チームは2014年、レアアース(希土類)の調査のため、南鳥島の南約150キロの海域で筒状の装置を海底に突き刺して地層の泥を採取。分析したところ、オスミウムやイリジウムといった希少金属の濃度が異常に高い層を偶然発見した。 さらに詳しく調べると、その層ができた年代は約1100万年前で、天体が衝突した時に作られる特有の鉱物の構造を見つけた。
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