元ライブドア社長で実業家の堀江貴文さんが出資する宇宙ベンチャー、インターステラテクノロジズ(IST)の小型ロケット「MO(モ)MO(モ)」3号機が4日午前5時45分、北海道大樹町から打ち上げられた。ロケットは数分後、民間単独のロケットとして国内で初めて高度100キロの宇宙空間に到達。打ち上げは成功した。機体は太平洋上に着水した。 堀江さんはツイッターに「宇宙は遠かったけど、なんとか到達しました。高度約113km」と投稿した。 MOMO3号機は全長9・9メートル、直径50センチ、重さ1150キロの液体燃料ロケット。市販の部品を使うなど低コストで開発した。今回の打ち上げ費用は数千万円。当初4月30日に打ち上げる予定だったが、燃料の液体酸素漏れが直前に分かった。部品の交換や発射場近くの強風のため、3度延期していた。 ISTは、前身企業が始めた宇宙事業を継承して2013年に設立。MOMOで高度10
【14日午後】世耕経産相「2割の節電目標は設定しない」 世耕経産相が14日午後、「一律2割の節電目標は設定しないことになった」と発表した。 揚水発電所2基が稼働し、40万キロワットの電力供給力が追加されたためだ。 さらに世耕経産相は、計画停電も当面実施する必要がなくなったことを明らかにした。 一方、老朽化した火力発電所がトラブルを起こして停止するリスクが残っていることから、経産省は引き続き、北海道全域で電気の使用量1割削減に向けた無理のない節電協力を求めている。 世耕経産相(14日) この記事の画像(21枚) 【13日午後4時過ぎ】安倍首相 激甚災害指定見込みと表明 安倍首相は、官邸で開かれた北海道の地震に関する関係閣僚会議で、「激甚災害に指定する見込みとなった」と表明した。 【13日正午】地震発生から1週間 各地で黙とう 41人が死亡した地震の発生から13日で1週間となった。 正午を知ら
当社は、2018年6月30日(土)5時30分、観測ロケット「MOMO」2号機の打上げ実験を北海道大樹町にて実施いたしました。 ロケットは離昇後すぐに推力を失い、地上に落下後2時間ほど燃焼して自然鎮火しました。本打上げ実験において負傷者は発生しませんでした。 実験結果は以下の通りです。 飛行時間:約8秒 最大高度:約20m 落下位置:射点より5m 損害状況:機体および地上設備の一部が炎上。機体の大部分が射場コンクリート部分に残留し、一部が周囲に飛散。 (飛散物は海および河川には到達しておりません。) 離昇直後からエンジン上部付近より火炎が噴出しており、なんらかの不具合が起きたものと推定しております。今後さらなる解析を進め、改めて情報公開してまいります。 今回の実験につきまして皆様にご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。また、実験にあたり多くの方にご支援とご協力をいただき、心より
蒸気を上げる小型ロケット「MOMO(モモ)」2号機=北海道大樹町で2018年6月30日、貝塚太一撮影(リモートカメラ使用)
北海道大樹町のベンチャー企業が開発した全長10メートルの小型ロケットが30日午前5時30分ごろ、町内の発射場から打ち上げられましたが、直後に地面に落下し、機体が炎上しました。会社によりますと、発射場は立ち入りが制限されていて、けが人はいないということです。 しかし機体は直後に勢いを失って地面に落下し、激しく炎上しました。 会社や地元消防によりますと、ロケットの発射場は半径600メートルの範囲で人の立ち入りが制限されていて、けが人はいないということです。 この小型ロケットは、民間企業が単独で開発・製造したものとしては国内で初めて高度100キロの宇宙空間への到達を目指していました。 去年7月の初めての打ち上げでは、機体に想定以上の力がかかり高度10キロのところで破損したほか、ことし4月には直前に機体のトラブルが見つかり打ち上げは見送られていました。 国内のロケット開発は、これまでJAXA=宇宙
インターステラテクノロジズ(IST)の観測ロケット「MOMO2号機」が、6月30日にも打ち上げられる予定だ。同機は、全長約10mの小型液体ロケット。当初、4月末の打ち上げを目指していたが、機体の不具合により延期されており、今回はその再挑戦となる。マイナビニュースでは今回も現地取材を行うので、随時レポートを掲載していく予定だ。 観測ロケット「MOMO2号機」(提供:インターステラテクノロジズ) MOMOの打ち上げは、昨年7月30日の初号機以来、11カ月ぶり。2号機は、初号機の失敗を受け、大幅に改良されたロケットになっている。改良点について、詳しくは過去記事を参照して欲しいが、注目して欲しいのは、機体への空力負荷が最も大きくなる「Max Q」(動圧最大点)を越えることができるかどうかだ。 MOMOが挑んでいるのは宇宙空間(高度100km以上)への到達だ。しかし初号機は、打ち上げの66秒後に通信
ベンチャー企業の「インターステラテクノロジズ」(北海道大樹町)は29日夜、機体の不具合で延期していた小型ロケット「MOMO(モモ)」2号機の打ち上げ日について、5月3日以降を目指すと発表した。点検で機体のバルブを動かす窒素ガスの漏れが見つかり、機器を改修するためで、4月30日の打ち上げは困難と判断した。
経営難が続くJR北海道に冬季の雪対策が重くのしかかっている。年間40億~50億円の経費がかかる上、人手不足が深刻化する中で除雪作業員の確保も難しくなっている。毎夜行われる除雪作業は、脱線などを防ぐため雪を丁寧に取り除く必要があり手作業に頼る部分が多い。JR手稲駅(札幌)で、雪国で鉄路を維持する厳しさの一端を見た。 【動画】鉄路除雪、頼りは手作業 「ザクッ、ザクッ」「ハァ、ハァ」。静まりかえった駅構内の線路上で雪をかく音と除雪作業員の息づかいだけが響く。14人の作業員は家庭用の除雪スコップなどで黙々と作業を続ける。27日午前0時半。手稲行き最終列車が到着した直後、除雪作業が始まった。 積雪20センチ、気温氷点下4度。時折吹く風に、作業を見守る駅員は「体感温度は氷点下10度を下回る」。30分もすると、寒風で顔が痛くなり、手袋の中の指先もしびれてくる。 同駅では日中、回送も含め390本の列車が行
北海道大学は、1930年頃に発生したとされる、コンブ等の大型海藻類が消失し、それを餌とするウニやエゾアワビ等の生産が減る「磯焼け」発生以前の海の栄養状態が明らかになり、ニシンがコンブの栄養源として寄与していたことが解明されたと発表した。 北海道周辺海域におけるコンブの窒素安定同位体比(δ15 N)マップ。1881年~1920年の日本海側の数値が高くなっている。(出所:北海道大学プレスリリース) 同研究は、北海道原子力環境センターの栗林貴範(北海道大学大学院環境科学院にて社会人学生として学位取得)、北海道大学総合博物館の阿部剛史、北海道大学大学院水産科学研究院の門谷茂らの研究グループによるもので、同研究成果は、米国太平洋時間7月12日、「PLOS ONE」オンライン版に掲載された。 「磯焼け」は、コンブ等の大型海藻類が消失し、それを餌とするウニやエゾアワビ等の生産が減る現象。北海道日本海では
セブン&アイ・ホールディングス(HD)は、傘下のそごう・西武が運営する百貨店「そごう柏店」(千葉県柏市)と「西武旭川店」(北海道旭川市)を2016年秋をめどに閉店する方針を固めた。 両店とも近隣の商業施設などに客を奪われ、ここ数年、売上高の前年割れが続いていた。 そごう柏店は、近隣に大型のショッピングモールが相次いで開業。その打撃で、15年2月期の売上高は約120億円と、ピークの1990年2月期の約5分の1に落ち込んでいた。 西武旭川店は、JR旭川駅前の中核商業施設として営業してきた。売上高はピークだった90年代に比べ半減しており、昨年、駅直結の大型商業施設が開業してさらに客を奪われていた。 両店舗とも、70年代の開業から約40年が経過し、建物も老朽化していた。セブン&アイHDは2月にも「西武春日部店」(埼玉県春日部市)を閉店した。
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