つくばエクスプレス・流山おおたかの森駅近くには高層マンションが建ち並ぶ。周囲には開発途中の土地も多い=千葉県流山市西初石(山本浩輔撮影) 千葉県の柏、流山市民の交通環境を激変させたつくばエクスプレス(TX)が、開業10周年を迎えた。かつては「大きな建物」がほとんどなかった両市内のTX駅周辺には高層マンションが立ち並び、10年間で各駅前の風景も一変。いまも開発の槌音は鳴りやまない。 TXは平成17年8月24日に開業した。秋葉原(東京都千代田区)-つくば(茨城県つくば市)間の東京都、埼玉県、千葉県、茨城県内に20駅ある。県内では南流山、流山セントラルパーク、流山おおたかの森の3駅が流山市内に、柏の葉キャンパス、柏たなかの2駅が柏市内に造られた。 中でも、新興住宅街の代表的な駅として地域に定着しているのが、流山おおたかの森駅だ。JRの駅もあり「TX以前」から開発が行われていた南流山駅の周辺地区も
千葉県柏市と流山市を通る「つくばエクスプレス(TX)」が24日、2005年の開業から10年を迎える。 両市では住宅や商業施設の開発が進み、計約4万7000人の人口増を生むなど、飛躍的な発展に大きな役割を果たした。一方で、一部沿線地区では計画通りに開発が進まず、地区間の格差も見えつつある。 ◇特措法基づく建設 TXの県内駅は、両市で5か所。JR常磐線などの駅まで遠いエリアだったが、東京・秋葉原まで最も遠い柏たなか駅からでも40分かからずに着けるようになった。5駅の1日平均乗客数は、開業初年度の約3万5000人から14年度は約8万5000人に増加した。 沿線区画整理を同時に行うことを定めた特別措置法に基づく鉄道建設だったこともあり、5駅周辺では分譲住宅やマンション、商業施設の開発が行われた。 流山市の人口は、05年の約15万2000人から今年4月は約17万3000人に増加。14年の年始と年末を
つくばエクスプレスは8月24日の開業10周年を前に、このほど開業10周年ロゴマークを作成した。今後、記念グッズ発売や制服のリニューアルなど、さまざまな10周年記念事業を展開する予定だという。 開業10周年記念ロゴマークは、数字の「10」と同社のイメージキャラクター「スピーフィ」を組み合わせたデザイン。10周年記念の節目をわかりやすく表現するとともに、周囲の星で祝賀ムードを表現した。 あわせて7項目にわたる10周年記念事業も発表。10周年記念グッズを製作して沿線自治体のイベントや鉄道各社のイベントで販売するほか、開業以来初となる現業社員の制服リニューアル、TXプラザ秋葉原のリニューアルなどが計画され、10周年を記念したステージイベントも秋葉原イベント広場などで開催する予定だという。5月1日からは、企画乗車券「筑波山きっぷ」を筑波山の四季の写真を用いたデザインにリニューアル。発売記念として5月
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全国的な高齢化の流れに反し、流山市で働き盛りの世代が増加し続けていることが、市の調査で分かった。つくばエクスプレス(TX)が開業した05年8月以降の4年半で人口は約1万人増え、1日現在で16万1728人。東京都内に通う「流山都民」の急増が原因とみられる。 市によると、今世紀初頭の人口は15万人前後で微増傾向だった。TX開通で市内には「南流山」「流山セントラルパーク」「流山おおたかの森」の3駅が設けられた。南流山駅からは秋葉原駅まで20分。宅地に市外からの転入者が相次いだ。昨年4月現在の年齢別人口では、35~39歳が1万4151人で、長年最多だった団塊世代(60~64歳)の1万2609人を抜いた。 流山おおたかの森駅には大型ショッピングモールが直結。駅周辺の高層マンションには子育て世代が流入した。日中は乳幼児を連れた若い母親が目立ち、夕刻以降には一斉にマンション群方向へ向かうサラリーマンの流
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