東京、青森で女性4人が相次ぎ監禁された事件で、監禁致傷などの罪に問われた小林(現姓・石島)泰剛被告(26)の判決公判が19日午前10時、東京地裁で開かれ、高橋徹裁判長は懲役14年(求刑懲役15年)を言い渡した。小林被告は無罪を主張していた。 高橋裁判長は冒頭、「主文被告人を懲役14年に処する。未決拘置日数中、620日をその刑に算入する。訴訟費用は被告人の負担とする」との主文を読み上げた。 続いて「罪となるべき事実」を被告に告げた。女性4人に対す犯行事実は次の通り。 ■「おれのために死んでみろ」 被告人は、電子メールなどのやり取りを通じて東京都内に住む女性(当時17歳)と知り合った。女性は被告人の求めに応じ、東京都から青森県を訪れた。2人は平成15年12月9日から、青森県五所川原市のホテルに一緒に宿泊し、性的な関係を持つなどしていたが、同月12日、女性が「帰宅したい」と言い出したことから、被