メードカフェを知人に案内/加藤容疑者 東京・秋葉原の無差別殺傷事件で、殺人未遂の現行犯で逮捕された派遣社員加藤智大容疑者(25)が、警視庁万世橋署捜査本部の調べに対し「数年前から秋葉原に通っていた」と供述していることが16日、分かった。 加藤容疑者は2003年3月に岐阜県内にある短大を卒業後、埼玉県上尾市や茨城県常総市などで働いていたが、東京に住んだことはなかった。捜査本部は東京ではなじみのあった秋葉原を犯行場所に選んだとみて調べを進めている。 加藤容疑者は秋葉原について「人がたくさんいることを知っていた」と供述、事件前日にも秋葉原を訪れていたことが判明している。 知人らによると、今年5月の大型連休に加藤容疑者は、知人を誘い泊まりがけで秋葉原に遊びに行き、メードカフェやパソコン関係の店を案内していたという。5月下旬には、模造の刀剣を販売する店で買い物をしていたという。