本稿から2回に分けて、「Grailsをコントロールせよ!」と題して、コントローラからプレゼンテーション層の連携と、WebアプリケーションのUI設計との連携に必要なURLの定義方法などを解説します。先ずは、どのように要求を受けてどのように結果を返すか、そこでどのような受け返しができるか、その内容を内外共に解りやすく定義できるかを理解することで、Grailsをきれいにコントロールできるようになれると良いでしょう。 コントローラコントローラは、クライアントからのリクエストを受け取り、リクエストの内容に応じて処理を行い、ビューを返すクラスです。(※ここではMVC2の細かな話は割愛させていただきます。)アプリケーションのリクエスト・処理などの動作をコントロールする部分になります、と、簡単に言うと怒られるかもしれませんが、初心者の方はその解釈で充分だと思います。 Grailsでコントローラクラスを作成